随筆「東京モノローグ2008」(7−8月期)
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意外と浅かった新宿三丁目駅(この吹き抜け構造はなかなか)第262話 新線の延伸(F線レポート 前編)

明治通りに面する好立地ながら、存在感に欠ける北参道駅(1番出口)第263話 新線の延伸(F線レポート 後編)

首都高速のカーブの先が「雑司が谷」。「アド街ック天国」で出てくるのはいつ?第260話 「アド街」放送666回に寄せて〜出没状況考察更新

赤が目印のVittel。引換の際はお間違いのないように。第261話 試飲の進化形

第263話 新線の延伸(F線レポート 後編)(2008.8.15)

 東京メトロ副都心線(以下、F線)レポート、後編をお届けします。(↓前編

4.埼京線 BEFORE AFTER

 朝の池袋駅で前から気になっていたことがある。「東上線から埼京線(or 山手線)に乗り換えるお客、多いなぁ」である。埼京線(りんかい線直通)新木場行きは、もともとそれなりに混んだ状態で同駅に入ってくるが、東上線からの乗換客と思しき人達でさらに激しく混み合う。新木場へ行くのであれば、東上線〜有楽町線直通で終点まで行けば済む話だが、渋谷・恵比寿・大崎の各駅に向かう場合は、どうしても埼京線(または湘南新宿ライン)に乗り換えざるを得ないから、こうなるのは道理。西武池袋線からも同様の乗換客は多かったと思うが、とにかく東武東上線とJRの改札を結ぶ「西口方面出口」(→構内図(中央付近)参照)の人の流れが凄まじかったので、このように推量していたのである。

 F線が開業すれば、新宿・渋谷に行く客は少なからずシフトする筈であり、その分、新木場行きの混雑も緩和するのではないか、と考える。だが、もともとはこれが目的でF線を作ることになったのだから、減って当たり前と言えば当たり前。それでも、どの程度の減り具合になるかは実地で比較考察してみないことにはわからないから、とにかく調べるに限る。いずれ統計的な数字が出ればハッキリするとは思うが、ひとまず埼京線上りホーム、そして気になる西口方面出口を中心に、F線開業前(5月26日)・開業後(6月26日)、池袋駅に限って調べてみた。(画像の解像度はわざと低めにしてあります。)

  • 5月26日(月)

  • 6月26日(木)

【8:46】 赤羽始発、新宿行きはいつも空いていて、池袋から乗る客も程々。並んでいるのは、次の8:49発 新木場行きに乗る客。

【8:46】 左と同時刻、ほぼ同じ位置から撮影。もっと少なくても良さそうだが、これを見る限り、F線効果は感じられない。

【8:48】 その新木場行きはこの通りの人気。発車間際にはホームを人が埋める。

【8:50】 8:49発 新木場行きは女性専用車両(10号車)でもこの混みよう。

【8:50】 9号車はより混雑している。だが、以前の8:49はこんなものでは済まなかった気がする。

【8:52】 8:49に続き、8:51発も新木場行き。2本目なので幾分空いているが、それでも満員。(8:49発はこれじゃ済まない!)

【8:51】 次の新木場行きを待つ人の列。これもいくらか少なめに見受ける。

【8:53】 8:51発のところ2分遅れ。以前ならこの数分の間で、さらに乗客がふくらみ、乗れない客は出るは、発車がさらに遅れるは、だったはずだが、そうなっていない! (この後の湘南新宿ライン(大船行き)も以前よりは余裕が見られた。)

【8:58】 8:54に続き、59も新宿行き。とにかく新宿終点の列車は混まない。

【8:59】 これも左と同じ感じ。F線開業の前から続く光景。

【8:59】 その新宿行きが出る頃には、9:03発 新木場行き目当ての客がチラホラ。比較的空いているのは、8:56発 湘南新宿ラインに乗る客もいたため。

【9:03】 変化として大きいのは、この9:03発だろうと思う。この新木場行きの発車時と言えば、戸口には乗客があふれて押せ押せ、というのが筆者の記憶。それがないのである!(その次の9:07発は、これより混んではいたが、乗客は収まっていた。)

【9:05】 9:07発 新木場行きに乗ろうとする客も多いはず。これが朝の池袋名物(?) 西口方面出口の東上線→JR乗換行進である。

【9:12】 この日の注目は、乗換行進がどこまで減ったか、だったのだが... 変化なし、に等しかった。

【9:12】 西武池袋駅からJR池袋駅をめざす人の流れはこんな感じ。途中、有楽町線の改札も通るが、大多数はJRをめざす。

【9:15】 西武線からの流れも相変わらず。乗換客というよりも単に勤務先・用務先が池袋という人が多いだけだったか?

 上記のおさらいはこちらでどうぞ。埼京線は1番線、湘南新宿ラインは2番線になる。(埼京線、枠で囲ってあるのは、女性専用車両対応列車。「木」と振ってあるのが、新木場行きである。)

5.F線4つの新駅

 副都心線は、(旧)有楽町新線を延長した形になっているが、新旧通しで駅番号を振り直したため、F01〜F16まである。(有楽町線とは01〜09まで共通) 新たに開業した線区で言えば、F10〜F16までが新しいことになるが、新宿三丁目、明治神宮前、渋谷の三駅については、既存駅があるため、東京メトロ的に初お目見えとなる純粋な新駅は4つ、となる。(東新宿は、都営大江戸線の駅が既設されていたが、都営と東京メトロはあくまで別なので、やはりメトロとしては初。)

 東京メトロの駅は全駅乗降済みだったが、これらF線新駅が加わったので、再び目標・目的地ができた。クリアすれば、再びメトロは100%。こういう時、こまめにひと駅ずつというのも妙味ではあるが、4駅ともよくよく調べると、JR駅からはそれなりに距離がある(即ち、鉄道空白ゾーン)ので、さすがに億劫にもなる。いっそ東京メトロの一日乗車券で、とも思ったが、割高感があるのと、乗降記録が残らないこともあり、保留。都バス・都営地下鉄を「都営まるごときっぷ」で乗り回す機会(築地市場と豊洲新市場予定地の見学等)を作り、その延長で新駅探訪することにした。7月26日のことである。

 折りよく、PASMOの残額をゼロにできていたので、大江戸線 東新宿からF線 東新宿に乗り換えるところで、ピピッとやってオートチャージ(筆者の設定額は2,000円)成功。と同時に、その新駅4つの駅名をINとOUTとで残すこともできた。何よりの記録である。

 以下、乗降順に駅とその周辺の様子などを簡単にご紹介する。

大江戸線改札を出ると、F線の改札までは195m先(改札どうしの距離は210m)。両線は新宿七丁目交差点下で、直交するような形になっているが、構造上、改札間の距離は縮まらなかった。知らないと意表を衝かれる。

ヨコに交わる大江戸線の一階下がF線ホーム。さらに二階建てになっているので、池袋方面に行こうとすると、ちょっとした深度になる。

新宿と名が付く割にはこじんまりしているのが東新宿ならでは。

耐久性は不明だが、とりあえず和む感じのベンチが配されている。(東新宿は花柄)

駅前もこんな感じ。明治通りは拡幅するどころか、歩道の方を拡げていて、何とも漠としている。(車道は狭くなっている訳だが、斜め横断はNG)

【F12→F14】 東新宿から各停に乗って、北参道へ。

下車して地上に出る分にはここが出入口というのはわかるが、地上から出入口を探そうとすると困難を伴うかも知れない。格好はいいが、地味で目立たない北参道駅(1番出口)。

1番出口を出て、原宿警察署側に回る。警察署前のバス停はズバリ「北参道」。車道(明治通り)の奥は渋谷方面。同駅の南側の出口(2番)もその方向にある。(2つの出口は北と南で離れた位置にある。間違えると大変?)

まだ歩道工事中だが、一応、ここが駅前になる。右方向が新宿。

【F14→F11】 この停留所から都バスに乗って、西早稲田へ。17:15過ぎに乗車したが、伊勢丹前(新宿三丁目)は17:35頃通過。その後ペースアップするも、東新宿を通ったのは17:40である。(バスだとF線の5倍の時間がかかる計算!) もっともF線ができても、駅の間に暮らす人にとってはバスの方が重宝である。この時も結構な人数が乗車していた。

バス停の名称は駅南側が「障害者福祉センター」、北側が「学習院女子大学」になる。危うく降り損なうところだったが、何とか南側で下車し、しばし散策。左手に3番出口。奥は池袋方面になる。道路復旧工事とのことだが、よく見ると歩道を拡げる工事と見受ける。

17:54に改札を通る。17:55発 和光市行きは8両編成で、ホームの端まで車両が来なかった。小走りで何とか乗車し、次の雑司が谷へ。【F11→F10】

雑司が谷のベンチは、若草柄。

出口から都電の駅はすぐそこ。こっちの駅は雑司が谷ではなく「鬼子母神前」。都電の「雑司ヶ谷」は北へ600mほど行ったところにある。

1番出口を上がって行くと、都電荒川線の架線が見えてくる。都電をこういう角度で見上げられる駅というのはそうそうないと思われる。

【F10→】 「都営まるごときっぷ」は、都電ももちろん使えるので、筆者はこの後、鬼子母神前から王子まで出て帰途に。

 第259話に記した通り、ちょうど1400駅(首都圏近郊エリア)に達していたので、この4つの新駅はめでたく1401〜1404駅目と重なることとなった。覚えやすいことこの上なし、である。(^^)


 何かと話題のF線だが、この開業(延伸)により、都内を移動する際の選択肢は増えた。副都心側の南北移動ができなかったメトロにとっては会心の一事であり、それは利用客のメリットにも通じる。FとM(丸ノ内線)を乗り継げば、環状(池袋〜新宿三丁目〜池袋)になる。大江戸線の準環状(?)よりも利便性はいいかも知れない。

 デパート各店の客寄せやPRが盛んな割にあまり聞かれないのが、乗継時間を使った「寄り道」である。店としては長い時間滞在してほしいのが本音だろうが、短時間でも来てもらえるなら、それに越したことはあるまい。新宿では不可能だが、池袋と渋谷では30分の猶予が得られる行き方(左表参照)がある。例えば江戸川橋から表参道に出かけることがあれば、そのついでに池袋と渋谷でちょっとした用事を済ませることは可能。(有楽町線〜F線〜銀座線と乗り換える。190円で済む。) ちょっとした余禄に客は弱い。最低限の交通費で回れるとわかれば、喜んで足を運ぶのではないだろうか。

 蛇足ながらこの手を応用すると、次のような行程もできなくはない。(1)大手町でとりあえず190円区間の切符を購入(回数券でもOK) → (2)東西線で飯田橋へ(ここでも30分OK) → (3)有楽町線で池袋へ(30分OK) → (4)F線に乗り換えて、渋谷へ(30分OK) → (5)銀座線で三越前へ(ここでもまた30分OK) → 半蔵門線で大手町に戻る... F線のおかげでちょっとした都心一周が190円でできるようになってしまった、という訳である。飯田橋、池袋、渋谷、三越前で合計2時間分、これは結構大きいと思う。(どこをどう回るか、事前にしっかりプランニングする必要はある。)

 ただし、この例だと発駅と着駅が同じになるので、NGになる可能性はある。幸い、銀座線の日本橋、三越前、いずれも大手町からはそれほど距離はない。東京駅に戻るつもりで、「メトロリンク(無料バス)を使えばいいだけの話である。歩く距離を多少は短縮できるだろう。

 あと注意点としては、改札の通り方がある。PASMOを使ってもいいが、必ずオレンジ色のゲートを通る必要があるのをお忘れなく。(そんなうっかり防止のためには手堅く切符で、を推奨したい。勿論、切符の場合も要オレンジゲート通過。)

 猛暑の折り、メトロで涼しく過ごしたいという方にも、この周遊はオススメである。

  • こちらもどうぞ...⇒ メトロ関係

第2話 南北線、南へ一歩 / 第71話 都心周遊 / 第74話 南北線、さらに南へ / 第81話 水曜クリーンキップ2001 / 第86話 南北線、今度は北へ直通 / 第134話 半蔵門線

 

第262話 新線の延伸(F線レポート 前編)(2008.8.1)

 平成元年、つまり1989年に発刊された二つの本を眺めてみて、今更ながら副都心線(以下、F線)開業の快挙を思う。本の一つ「重要データ10年後の東京」(青春出版社)には、新駅、完工分の新線・延伸の紹介に続き「新線・延伸(予定)」が23件載っているが、当面の予定の中には当然のことながら「地下鉄13号線」は出ていない。計画自体は随分前(30年以上前?)からあったのだが、当時の10年以内の中には予定に含まれていなかったことになる。もう一つ「90年代の新東京圏」(日本経済新聞社)には、その13号線が1ページ分しっかり紹介されているが、何年頃着工予定といった記述まではない。(実際は13号線に因んでか、平成13年(2001年)6月に着工) 約20年前とは言え、これらの本の想定範囲の先にあった路線が何ともあっさりできてしまった〜、というのが筆者の正直な感想なのである。

©「重要データ10年後の東京」(青春出版社)p.137よりこの表に関してコメントを入れようとすると一話分必要になりそうなので、あえてノーコメント。(^^;

©「90年代の新東京圏」(日本経済新聞社)p.282より文中、志木とあるのは和光市に、東池袋とあるのは南池袋に、それぞれ直せば、ほぼ今でも通用しそうな話である。

 思えば第103話では、工事が始まってガタガタになっていた明治通りの記録がチラホラ出ているが、当時は「あぁ、始まったんだ」程度だったので、新線どうこうといった記述はない。新線ができる、という自覚が高まったのは、終点の渋谷駅の工事用地として、東急文化会館が解体されたことがやはり大きい。街を象徴する建物の一つがなくなる、つまり新しい何かが起こる。これを否応なく実感させられたのがこの一件だった。(第154話参照)

 池袋も新宿も、日常的に出没しこそすれ、工事の進捗状況を路上観察する、なんてことまではさすがに及ばない。新宿三丁目交差点や神宮前交差点を通る時、今度は「あぁ、まだやってる」と思うくらいである。自覚はあっても、まだまだ半信半疑だったのだろう。明治通りの下、しかも副都心3つを結ぶとなれば、大江戸線並みの大深度? そう易々とはできるまい、といった思い込みもあった。だが、開業予定日が決まり(→1/31付ニュースリリース、テレビコマーシャルが流れ出し、俄かに現実味を帯びてきたもんだから、一大事。より周到にBEFORE AFTER的なネタを調べてもよかったのだが、思うに任せず、予定日1カ月前になってようやく思い至ったのは、F線開業の前と後で埼京線の混雑はどう変わるか、開業直前の駅構外の様子はどうか、くらいだった。

 という訳で、せいぜいここ2カ月余りにおける話にとどまるが、F線ネタをまとめてお届けしようと思う。(文章形式だとダラダラ調になってしまうので、今回は画像+その解説という形にします。)

1.開業前

 6月12日に新宿界隈(左側5枚)、6月13日は池袋(右側5枚)にそれぞれ行ってみた。

JR新宿駅に掲示されていた「比較?広告」。F線の場合、池袋<=>新宿三丁目は急行で6分(160円)、渋谷<=>新宿三丁目は急行で5分(160円)なので、いい勝負ではあるが、三駅とも大ステーションなので、出入口の位置によって、乗車時間以上の時間差が生じるのは必至。その人の出発地・目的地に応じて使い分けるのが賢明と思われる。

JR池袋駅のホームにて。開業前日なので、まだ「地下鉄新線」と表記。(開業後もこの表示のままでいいと言えばいいのだが。)

集客期待の高さを反映するように、タカシマヤでは開業前からこうしたタイアップ看板が目に付いた。その効果の程はいかに?

これまで新線の終点は池袋だったが、F線になると単なる途中駅になる。それでも祝は祝。(西口の東武百貨店前にて)

JR新宿駅新南口よりもさらに南にこうした出入口ができることになろうとは... 右手の明治通りのずっと先、新宿五丁目辺りまで地下通路は続く。その距離約800m!

今となっては古い「新線池袋駅」改札。駅自体はすでに稼動していたが、F線開業に合わせ、かなり手入れをしていたことが窺える。

伊勢丹の向かい、B2出口で撮影。こうした貼り紙式の案内板は開業直前ならでは。

6月13日までは有効だった新線池袋駅の時刻表。全て同駅始発だが、本数は限られていた。東京メトロとしては、有楽町線とこの新線とで、すでにX字(西武・東武とのクロス)運行の実績があったので、池袋から渋谷に伸ばすだけの話とタカを括っていたフシはある。本数が増え、優等列車(準急・急行等)が混ざれば、従来の延長じゃ済まないのは自明だと思うのだが。

新宿三丁目交差点直下はこんな感じだった。開業前なので、ガラーン。シャッターが開かない限り、F線の新改札&新コンコースにはお目にかかれない。

今はもうお目にかかれない路線図(兼 運賃案内)。東側は上下を結ぶ線があるが、西側(副都心方面)にはないことがこれでもわかる。F線が通る意義はやはり大きい。

「メトロネットワーク」新旧比較:左が2008年6月版、右は2007年4月版。小竹向原と池袋の間も要注目。


三社合同 「相互直通運転開始!」のチラシより(抜粋)

 小竹向原と池袋の間を=で例え、それぞれの左方と右方を > と < で表すと、今回のF線開業後にできた運行体系は、>=< とするのが適当だろう。有楽町線は「Y」で略されるが、この体系は決してY字で表現されるものではないのである。=の部分は複々線になっている訳だが、この=の中で列車をクロスさせたりできないため、一度混乱すると、余計に拍車がかかるんだろうと思う。(混乱の最たる要因として考えられるものについては後述する。)

2.開業初日

 池袋まではそう遠くない地に暮らしているため、こういう時に行かないこともあるまい。6月14日(開業初日)、比較的早い時間に試乗しに出かけた筆者である。(この日は、とりあえず池袋〜新宿三丁目のみ)

開業すればこの通り。池袋駅の券売機上の路線図には新たに茶色のタテ線が引かれた。(@池袋)

池袋は全体的に閑散としていたし、車内もガラガラだった。新宿三丁目もホームは空いていたのだが... 例の長〜い地下通路の一部には、この通り大行列が。(@新宿三丁目)

電光掲示板、いきなり調整中。大丈夫か?(@池袋)

その地下通路(コンコース)からはこのようにホームが見下ろせる。この吹き抜け構造は、ここと渋谷の2駅。池袋同様、地下4階程度の深さ。大深度ではなかった!(@新宿三丁目)

とにかくこの広告はよく目にした。開業後しばらく続いた混乱についての「お詫び広告」のようなものはお目にかからなかったが。(@池袋)

大行列の最大原因は「記念一日乗車券」だったが、こっちの記念グッズの方も大盛況。並んでからでないと購入できない。(見物は自由)(@新宿三丁目)

同日夜、「出没!アド街ック天国」では「西早稲田」が放映されるとのことだったので、記念(?)にとりあえずホームに降り立つ。ホームドアがやけに広いのでビックリ。(@西早稲田)

朝8時、発売開始とのことだったが、筆者が着いてウロウロしていた9時半には完売打切り(今から並んでも購入できません)状態に。大人用・小児用ともに1万枚限定。つまり最低でも1万人は並んでいた、ということになる。(→詳細(@新宿三丁目)

時計は9:25。次に来る列車は9:20発。筆者が着いた時は、10分遅れ云々のアナウンスが流れていた。「初日はこんなもの」と思った人は多かっただろう。ところがこの遅れ、初日だけでは済まなかった。(@新宿三丁目)

人、人、人を見た後で、地下通路の終点で待っていたのが、島屋と言えば、の「バラ」である。なかなかの演出だが、ここを通って入店するお客はあまりいなかったような...(通行量調査とかも特になし。ただし、店内はごった返しだった。)(@新宿三丁目)


↑これを入手してどう、ということはないのだが、今となっては記念品。平日2日連続で遅延証明書が出る鉄道というのはあまりないのでは?
(左:6/17 池袋発行 20分遅延/右:6/16 新宿三丁目発行 30分遅延)

3.経過等

  • 6月16日

 この日は「麦とろ(16?!)の日」だとかで、そのイベントに合わせて外出。午後は半蔵門で所用があったので、池袋〜渋谷〜半蔵門と、副都心線&半蔵門線の乗継を試してみた。(乗継自体はスムーズだったが...)

新宿サザンテラスの南端「麦とろカフェ」でまずは腹ごしらえ。(「スープカレー麦とろ」を試食させていただいた。)

邪推かも知れないが、この謎の宇宙船構造とやらが、3・4番線の理不尽構造のもとになっているのだとしたら考え物。ホーム真上に改札を設け、4つの番線(ホームは2つ)に階段等で昇り降りできるようになっているような、そんな単純構造でよかったのではなかろうか。

朝から遅延情報は流れていたが、昼を過ぎてもこの有様。(12:13から14に変わるところで連続撮影) 麦とろの日だけに、列車もトロトロ?

宇宙船の丸みは、通路にもろに影響していた。地下駅でのこの無用な斜面はいったい何なのだろう?と思えて仕方ない。(緩やかにはなっているが、負担感は大きい。)

F線の急行を通しで乗るべく、新宿から池袋に戻って、再び南下。池袋駅ではこの通り、「ダイヤ乱れ」の掲示が虚しく流れる。急行列車は案の定、トロトロだった。

この日は夜になっても、Y線とF線の遅延を示す案内が続いた。(地元JR駅にて)

東京メトロ渋谷駅(地下)は、半蔵門線が1・2番線で、F線が3・4番線。東横線乗り入れシフトで番線は余計に設けてあるが、端と端にある3番線と4番線を結ぶためのブリッジが今はこのように渡してあり、線路は機能していない。

*ターミナル(起点・終点)となる駅であっても、2つなら2つで別に構わないとは思う。だが、それが許されるのは京王井の頭線のように単純に行ったり来たりする線での話。X字運行するような路線ではこれは命取り。待避できる余地がなければ、ダイヤの乱れは解消できないのである。

  • 6月17日

 朝から騒々しかったので、様子を見にF線 池袋駅のコンコースへ。前日は「初めてのラッシュで不手際〜」だったが、この日は...

途中、JRのアナウンスでは「東京メトロ...お客様混雑」と聞いていたが、メトロの電光掲示では何と「停電!」

JR池袋駅での案内ディスプレイも「停電」に変わっていた。

  • 6月21日

 青山のGEIC/EPOに用があったのと、明治神宮前駅で「副都心線開業記念 表参道写真展」というのが開かれていると聞き、とにかく出かけた。

目的地には着いたのでよかったが、この日もダイヤ乱れに見舞われる。(車両トラブルっていったい?)

神宮前交差点に出てみると、今度は「道路復旧工事」。明治通りが元通りになるのはまだまだ先か。

かつての表参道。F線はおろか、千代田線もまーだまだの時代。

表参道沿道もこんな具合で祝賀ムード。池袋のそれとは随分趣が異なる。

  • 7月14日

 見方を変えるべく、ちょっとした時間の合間に和光市(F01)へ。

3番線・4番線、どっちに乗っても池袋には行ける。料金と時間の早見表があれば、と思う。(PASMOを使えばあまり悩まずに済みそうだが...)

「こんど」「つぎ」「そのつぎ」だけでもスゴイのにそれが2つ。和光市がこの状態だとすると、小竹向原はもっと複雑なことになっている?(想像に難くない)

開業後ちょうど1カ月が経つが、なぜか袋を被ったまま。(よりわかりやすい表示に変えるまで凍結?)


 さて、すでに画像の編集は終えてあるものの、このまま綴っていくと一大長編になりそうなので、今回はここまでと致します。「4.埼京線 BEFORE AFTER」「5.F線4つの新駅」については、次回第263話に譲ります。あしからず & お楽しみに。

 

第261話 試飲の進化形(2008.7.15)

 スーパーやデパートでの試飲ほどどうかと思うものはないのではなかろうか。試飲コーナーが常設されているならともかく、出店の如く余計なコーナーを設けて、他のお目当ての品物へのアクセスを阻害することも多々あって、まず怪しからんというのがその一。(他社製品への妨害工作だとしたら、それはそれで天晴れだが) よほどノドが乾いていて、美味しそうに見える場合はともかく、まず手にすることはない筆者。何しろ量は少ないし、カップ(特にプラスチック)の使い捨て量もバカにならないし、買う気はさらさらないのに係員の口上を聞きながら相槌を打つなんてのは毛頭御免である。たまに手を出しても、アイコンタクトができない販促員の場合、呼吸が合わないからまず受け取れず、虚しい思いをするのがオチ。とにかく、二にも三にもいいことがないし、お互いに実りがないのが、この店内における試飲(言わば典型)である。

 ドラッグストアの場合はちょっと事情が違っていて、栄養ドリンクをまるごと一本、なんてのに出くわすことがある。日常的にこの手の飲料はまず口にしないので、こういう時に飲むことで適度に養分を補っているようなところはある。何を飲んでも効き目が出ること請け合い、勧めた側は張り合いがあるようなないような状態となる。 飲み比べるも何もないので、どこがどう違うのかもわからない筆者には、ただ「飲んだ」という事実だけが残る。結局、人が飲んでいる最中にあぁだこうだ言われても、応答しようがないから、飲み終えてただ「1000mgってのは要するに1gですよね」とか悪態を吐いておしまい、である。あまりありがたくない客であることは確かだろう。

 第205話(7.の項)で少々紹介したが、試飲というか振る舞いタイプでありがたいのは、KALDIのコーヒーサービスだろう。店員とやりとりしなくてもいし、ただその場で待っていれば確実に一杯頂戴できる。この時季、冷たい飲料を欲することがあれば、何はともあれKALDIだと思う。ただし、あくまで店内で時間を過ごす用のサービスなので、店外で飲もうとするとお咎めが入る。自由度が欠けるきらいはあるが、そこは客として弁えるべき範疇だろう。

棚を見つけたら、とにかく見物するに限る(池袋某所のスタバにて) 店内限定ということでは、Starbucks Coffeeも同じ。かつてはカウンター脇の棚などを眺めていると、本日のコーヒーなどを一杯差し出してくれたりしたものだが、最近はどうだろう。本国では店舗と人員の削減がどうとかやっているし、値上げ話も聞かれる折柄、そういったサービスも後退している可能性はある。

 Starbucks Coffeeをこのように追い込んだ一因に、マクドナルドのプレミアムロースト攻勢が挙げられる。これが世に出た当初は、2/19・26、3/4・11と火曜日4週連続か何かで、どこもかしこも試飲の嵐だった。券を持ってようがなかろうが、他に何か注文しようがしなかろうが、カウンターで「プレミアムローストください」で無料コーヒーが飲めてしまったんだから、今考えると空恐ろしい限り。珈琲通でも何でもないものの、「噂の割には...」とその当時疑問符を覚えた筆者だったが、無料とあらば文句は言うまい。寒い夜などは本当にありがたかったのである。

 Starbucks派にはありがたくない話かも知れないが、この大盤振る舞いは筆者的にもインパクトがあり、その後もコーヒーでゆっくり、という時には100円出してでも買い求めることが多くなっている。試飲はなくなっても、おかわりサービス対象になっているので、2杯飲めば単価は50円。3杯も飲めばもう試飲レベルである。(ちなみにアイス版プレミアムローストが出る前、地元のマクドナルドで、そのアイスコーヒーが振る舞われたことがあった。ちょうど2カ月前、5/15のことである。これはもうダメ押しに近い?)

 しかし、こんな程度で済まないのが最近の試飲事情である。7月に入ってから何かとお世話になったケースを2つ、ここにご紹介しようと思う。(珍しくアフィリエイトっぽいネタではあるが、どうやっても辛口になってしまうので、そういう訳に行かず...)(^^;

その箱(Showtime! BOX)を展開して片面をスキャンしたもの 6月半ば過ぎ、新宿駅東口を歩いていたら、6〜7cmほどの立方体を配っているのに遭遇した。景気のいい頃は、缶飲料一本をガンガン配っていたこともあったが、これは同じ飲み物でも全く異質。何でもセブンイレブンに持って行くと、この「カフェルンゴ」とやらが試飲できるというものだった。

 コンビニではまず買い物しない筆者ゆえ、セブンイレブンも敷居が高いというか、とにかくこの箱の中味が何とも得体が知れず、何が出てきて、どうやるとそれが飲めるのかが見当つかなかったので、しばらく放っておいたのである。今にして思えば、さっさと開梱(開函?)して、どこでもいいから行っておけばよかったと思う。最初に試したのは、7月4日。こっちは恭しく箱から出して、その独特なカプセルをセットして、カタカタやって試飲させてもらったのだが、何と言うことはない。試飲用のカプセルがその場にゴロゴロしているではないか。箱の有無に関わらず、とにかく店に乗り込んで行って、セルフでやっていればよかった訳だ。

麹町4丁目店では、この通り。「お試し下さい」と掲げられていて、フリーな感じ。

池袋の某店では、棚の下にカプセルが隠れていた。店員にひと声かけ、そこから取り出し、自分でセットし、やっとこさ抽出。

 この時に利用した麹町4丁目店は、どうやら稀なケースだったようで、ここまで客が自由に扱える店は実はそうそうなかった。他の店では店員の「指導」が入ったり、申告しないとカプセルが出てこなかったり、準セルフといったところ。やたら高温なのもネックだが、それでも、相応の水準のコーヒーを無料で試せるというのは代え難い。

この線で止めるのがカフェルンゴ流儀(もったいない気がしなくもない) 残念ながら7/13で試飲は終わってしまったが、この間6杯試させてもらった。(金曜日は半蔵門に出勤する手前、朝と昼過ぎにハシゴ(カップは勿論リユース)なんてことも。コンビニが多い街だからできる話ではある。)

Vittel750ml引換券(見本) さて、こっちは試飲とは言わないのかも知れないが、無料で引き換えてもらえる以上は試飲みたいなものだろう。ズバリ、この引換券の通りである。(一応、解像度を落としてあります。あしからず。) これを予め入手しておけば、水が必要になった時(かつampmが近くにある時)、すぐに手に入れられるという訳である。何とタイムリーなサービスだろうと思う。

 麹町・半蔵門周辺には、これまたampmが程よく配されているので、入用な時はすぐにでも手に入れられる。何度となくお世話になっているが、気を付けないといけない点がある。@時には品切れになっていることもある、A一応、お一人様一本なので、同じ店で何度も、というのはNG、の2つである。あとは、次の要領に従って、引き換えるだけ。(こっちは7/20まで実施中。まだの方はお早めに!)

人通りの多い場所にあるラックは要注意(さっさと捌けてしまう)@東京メトロの改札付近にある「メトロガイド」(No.110−2008年8月号)を入手。

まだまだ残っているラックもある(これを見つけるのが先)A22ページの下、引換券を切り取る。

Bampmの所在地を予め確認(行きつけがない場合)。→「店舗検索

Volvicやevianに挟まれているが、Vittelの赤は強い!Cボトル水コーナーで、Vittel750mlを探す。

D見つかったら、それを手にレジへ。

E会計時にこの引換券を渡す。

Fマイバッグ等持参の場合、袋は断る。

158円が無料!(東武池袋駅前店にて)Gちゃんとした店では無料引換であってもレシートをくれる。現品とレシートを受け取ったら一礼して店を出る。

 とこんな感じ。Vittelはいわゆる「硬水」に当たるが、それが平気な方はとにかく試してみる価値あり、と思う。

 7月は何かとコンビニついてしまった訳だが、逆を言えばこういうことでもないとコンビニに足が向かないのである。それでも、ついでに他の品を購入することはまずないんだから、こっちはよくても店にとっちゃありがたくないことこの上ないだろう。

 スーパーやデパートでの試飲に辟易した方は、ぜひコンビニへ!とPRして、大目に見てもらうとしよう。環境対応等、何かと曲がり角な印象のあるコンビニだが、こうしたサービスを続けていれば少なくとも客離れは起こるまい。試飲にしろ、試供にしろ、「行けばきっと何かある」、そんな見方を一人の非コンビニ客に知らしめたことは決して小さくないのである。

  • こちらもどうぞ...⇒ 試飲・試食関係

第17話 浦和・大宮・与野... / 第25話 小山酒造見学記 / 第106話 横浜週末 / 第113話 アイスクリーム / 第136話 試食生活

 

第260話 「アド街」放送666回に寄せて(2008.7.1)

 試験的にやってみた統計的な考察をご紹介したのが昨年の今頃の話第236話参照)。一年経ったことなので、性懲りもなく今回もお届けしようと思う。ご存じ「出没!アド街ック天国」の出没状況について、である。筆者の数え違いがなければ、折りよく次回7月5日の回で、666回。ある意味、節目のようなものなので丁度良かろう、という訳である。

 都道府県別では、この表の通り、相変わらず未出没県が残っている。島根が「石見銀山」で出没県に昇格(?)した以外は、さしたる変化はなく、北から、岩手・秋田・山形・富山・福井・滋賀・和歌山・鳥取・山口・徳島・高知・佐賀の12県がまだ。もっとも、「ニッポン懐かしい風景が残る街 BEST77」といった特枠では、個別にその県にある街が登場したりするので、全く以ってゼロという訳ではないのだが、やはり番組タイトルでその街の名が出るに超したことはないだろう。


  • 都道府県別 出没回数 *2008年6月28日時点(665回分)での集計結果に基づく。(諸外国は除く)

都道府県名

出没回数

(参考)2007.7.7の回で登場した77の街

*( )内は、順位

北海道

13

函館(10)、小樽(45)

青森

1

黒石(54)

岩手

0

遠野(53)

宮城

1

 

秋田

0

角館(33)

山形

0

酒田(34)

福島

1

大内宿(16)、喜多方(24)、会津若松(42)

茨城

3

真壁(26)

栃木

3

 

群馬

5

桐生(37)、小幡(75)

埼玉

15

川越(9)

千葉

22

佐原(20)、野田(67)

東京

415

上野(23)、神楽坂(40)、谷中(47)、千石(55)、入谷(61)、青梅(65)、数馬(70)、京島(73)

神奈川

80

横浜山手(63)

山梨

5

 

長野

7

妻籠宿(3)、小布施(52)

新潟

1

村上(21)

富山

0

八尾(25)、五箇山(38)、井波(57)

石川

2

金沢(4)

福井

0

越前大野(72)

岐阜

2

白川郷(2)、高山(5)、郡上八幡(11)、美濃(15)

静岡

12

 

愛知

5

常滑(22)、半田(36)、岡崎(62)、中小田井(77)

三重

1

関宿(7)、伊賀上野(59)

滋賀

0

近江八幡(8)、信楽(46)

京都

3

 

大阪

9

岸和田(68)

兵庫

5

龍野(29)、神戸北野(51)、丹波篠山(58)

奈良

1

今井町(1)、奈良町(48)、大宇陀(50)、五條新町(66)

和歌山

0

 

鳥取

0

 

島根

1

温泉津(大森?)(31)、松江(39)

岡山

2

倉敷(17)、吹屋(19)、備前閑谷(32)、西大寺(56)、下津井(69)

広島

2

尾道(14)、竹原(41)

山口

0

萩(12)、津和野(35)

徳島

0

脇町(43)

香川

3

 

愛媛

1

内子(6)、卯之町(30)

高知

0

 

福岡

6

柳川(28)、門司港(71)、筑後吉井(74)

佐賀

0

有田(60)

長崎

1

平戸(27)

熊本

1

山鹿(76)

大分

2

豊後高田(13)、日田(18)

宮崎

1

飫肥(49)、美々津(64)

鹿児島

1

知覧(44)

沖縄

4

 

 表の右に並べた街名は、その77件を都道府県別に割り振ったものである。これでなお未出没な県が3つ。何とかならないものだろうか、と思ってしまうのは筆者だけではないだろう。(それでも和歌山県は、2003年1月4日放映「日本の温泉」で15位に「南紀勝浦」が紹介されているので、まだいい方。鳥取と高知については、こうした全国出没型特番でもまだお目にかかったことがないような... 「魚のうまい街」(2001/4/14)でどこかしらが出てきたような記憶もあるが、不明。)

 全国くまなく、という点で難しさを感じる一方で、ならば東京23区内は?というと、こんな感じになった。(例えば、さる6月28日放映の「神田明神」については、エリアとしては千代田区外神田2丁目と文京区湯島1〜3丁目といった感じだったので、「千代田区・文京区」としつつも、この表では、区ごとのカウントに分け、千代田区1・文京区1として集計している。)

 注釈や所感については、表の備考欄に書かせていただいた通り。とにかく、ここに駅名が挙がっていないエリアはどこかしら番組で採り上げられた(またはその可能性大)ことになる。ひとつご参考まで。(ゆりかもめと東京モノレールは除く。都電荒川線東急世田谷線日暮里・舎人ライナーについては、沿線特集が組まれたので、省略。)


  • 出没回数ランキング(東京23区のみ) *2008年7月5日時点(666回分)での集計結果に基づく。

順位

区名

回数

未放映の駅(エリア)

(駅が所在する住所表示を基準)

備考

実質的回数

区単独

JR

私鉄

地下鉄

1

港区

48

35

 

 

御成門、赤羽橋

・御成門は「東京タワー」編、赤羽橋は「芝」編にかからなくもなさそうだが、あえて別扱い。

2

世田谷区

40

33

 

京王(代田橋、桜上水〜芦花公園、池ノ上、新代田、東松原)、小田急(東北沢、世田谷代田、喜多見)、東急(九品仏、奥沢)

 

・「春の世田谷スペシャル」(2000/4/1)で全域カバーされていると考えてもよいが、強いて挙げればこんな感じ。駅数がとにかく多いので仕方ないのかも知れないが、出没回数が多い割にはまだまだという印象。

3

台東区

36

36

 

 

 

・銀座線の稲荷町は単独では取り上げられていないが、「元浅草」編にかかることから略した。
・回数をこなしているだけあって、一応、全駅(周辺)紹介済み!

4

中央区

35

31

 

 

浜町、水天宮前、新富町

・浜町界隈は、「隅田川タウンBEST50」でかすってはいるが、やはりしっかり採り上げたいところ。水天宮前もイコール箱崎と考えれば十分成立すると思う。

5

渋谷区

34

28

 

新宿御苑の緑の右一帯が、千駄ヶ谷・北参道界隈

北参道

・千駄ヶ谷は単独では採り上げられていないが、「神宮外苑」編でカバーしていると考えて略した。
・副都心線 逆効果(?)で北参道駅ができたため、残念ながら区内全駅済みとならなかった。(「千駄ヶ谷・北参道」というのはアリだと思う。)

6

千代田区

28

19

馬喰町

 

岩本町、竹橋、桜田門、国会議事堂前、霞ヶ関

・馬喰町は「東日本橋」編に入りそうだが、あえて別扱い。
・千代田区にしては地下鉄駅が結構残っていてちょっとビックリ。同区の特殊性が感じられる。(永田町+霞ヶ関で採り上げてもいいとは思う。)

7

新宿区

24

21

信濃町

下落合、中井

落合南長崎、中井、落合、牛込柳町、若松河田

・都営新宿線の曙橋は単独では取り上げられていないが、「荒木町」編でカバーしていると考えて略した。
・やや広めになるが、「落合」「牛込」のタイトルで採り上げる価値は大いにあると思う。

8

品川区

21

12

西大井

東急(不動前、西小山、下神明、戸越公園、荏原町、旗の台)、京急(新馬場、鮫洲、立会川)、りんかい線(品川シーサイド)

 

・京急沿線は、「大井」「大森」等でカバーされている可能性はあるが、あえて別扱い。

9

江東区

14

12

越中島、潮見

東雲

住吉、西大島、大島、東大島、東陽町、辰巳

・まずは東陽町と潮見をセットにする辺りからどうだろう。

10

文京区

14

11

 

 

本駒込、東大前、新大塚、茗荷谷、護国寺、江戸川橋

・豊島区にもかかっているが、新大塚の所在地は公式には文京区。
・護国寺は「音羽」編に入りそうだが、あえて別。

11

目黒区

13

8

 

洗足、緑が丘

 

・要するに目黒区南部が取り残されている、ということである。(自由が丘、都立大学、碑文谷は済み)

12

豊島区

12

12

 

北池袋、椎名町、東長崎

西巣鴨、千川、要町、雑司が谷

・池袋はこれまで何度か登場しているが、北(町名:上池袋と池袋本町)が残っている。穴場だろう。

13

葛飾区

12

11

 

 

 

・北総鉄道の新柴又を「柴又」編でカバーしたと考えれば、区内全駅済み。

14

杉並区

12

10

 

西武(下井草〜上井草)、京王(永福町〜浜田山、富士見ヶ丘〜三鷹台)

東高円寺、新高円寺、方南町

・南阿佐ヶ谷は「阿佐ヶ谷」編でカバーされているので略した。
・高円寺は、あえて細かく分けて考えた。

15

墨田区

11

11

 

八広、鐘ヶ淵、小村井、東あずま

菊川

・八広は「京成線」特集で含まれていることになっているが、あえて別扱い。
・曳舟(東武・京成)は単独では取り上げられていないが、「向島」編でカバーしていると考えて略した。

16

北区

11

9

上中里、尾久

 

志茂、王子神谷、西ヶ原

・南北線の3駅は、「赤羽」「王子」等でかすってはいるが、あえて別扱い。

17

大田区

10

8

 

東急(大岡山、北千束、多摩川〜矢口渡、長原、石川台〜千鳥町、蓮沼)、京急(糀谷、大鳥居、雑色、六郷土手)

西馬込

・馬込は「大森」編(広域)でカバーされたことがあるので略した。
・それにしても区西部がこれだけ手薄だったとは...(田園調布と洗足池は済み)

18

足立区

9

8

 

TX(六町、青井)、東武(小菅、牛田、堀切)、京成(千住大橋、関屋)

北綾瀬

・「足立区」特集(2001/10/6)他、京成線や舎人線の沿線特集で全域カバーされていると考えてもよいが、目安として挙げてみるとこんな感じ。

19

荒川区

7

6

三河島

新三河島

 

・新三河島は「京成線」(または舎人線)特集で含まれていることになっているが、あえて別扱い。

20

中野区

6

6

 

沼袋〜鷺ノ宮

新江古田、新中野、中野富士見町

・江古田(豊島区)は放映済み。
・とにかく北部が未出没。

21

練馬区

4

4

 

新桜台、桜台、中村橋〜練馬高野台、保谷、上石神井、武蔵関

光が丘、練馬春日町、平和台〜小竹向原

・高島平と光が丘は団地街どうし。どっちが先?と楽しみにしていたら、高島平が先行(2008/7/5)となった。いずれ光が丘も出てくると思う。

22

板橋区

4

3

浮間舟渡

ときわ台〜東武練馬

本蓮沼〜蓮根

・北区側の浮間は、一応「北赤羽」編でカバーされたと考えられる。残るは、板橋区側の舟渡である。
・東武東上線の下板橋〜中板橋は、番組タイトル的には出ていないが、「板橋」編が広域だったのでそれに含めた。

23

江戸川区

3

2

平井

京成本線 江戸川駅にて江戸川(「京成線」特集では確かこの駅周辺だけ引っかからなかったので)

船堀〜篠崎

・広い割にはこの有様。これまで採り上げられたのは、新小岩、葛西、小岩の3つのみ。(その3つのエリア以外は未出没)

 こうして見てみると、23区内と言えどもまだまだ多くの未出没エリアがあることがおわかりいただけると思う。テレビ東京としては足元・おひざ元に当たる東京をカバーするのが優先か? となると、全国各地に出没しにくくなるのも頷ける気がする。

 西武新宿線、京王井の頭線、東急では大井町線・池上線・多摩川線の3線、いずれも沿線特集を組んでも良さそうではある。都営新宿線に至っては菊川から篠崎まで、実に9駅分連続で番組には出ていない。とか言いつつも筆者的には、初登場エリアの放映が特にお楽しみ。「街の情報掲示板」を時々チェックしつつ、番組がどこをどう押さえていくか、未出没を解消していくか、がまた関心事なのである。

サンシャインビルの途中階から新宿方面を望む(手前の首都高速がカーブした先らへんが南池袋&雑司が谷になる) もちろん、オンエアされようとされまいと、面白そうな街があれば自発的に出没しようとも思う。(蛇足ながら、23区内の鉄道駅で筆者がまだ乗り降りしていない駅は、上表に限って言うなら(上から)、北参道、雑司が谷、六町、青井の4つ。これと副都心線の2駅(西早稲田・東新宿)、つくばエクスプレスの秋葉原と北千住を加えた8つがまだ。)(^^;

 


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