随筆「東京モノローグ2016」(11−12月期)
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 第463話 2016年15大ニュース(前編)

 第462話 綾瀬車両基地

 第461話 白いものログ

 第460話 ご新規飲食店

第463話 2016年15大ニュース(前編)(2016.12.18)

 年始恒例の「10大ニュース」。2016年は、何だかんだでいろいろあったので、「15大ニュース」にしようと思い至り、前編、後編の2回に分けてご紹介することした。

 今回は前編。15位→8位をお届けする。


  • 15.風邪(特に咳)

 2016年は健康面で多少難があった。

 5月前半の風邪については、第449話の通り。その後も咳が断続的に出る日が季節の変わり目などにあったほか、11月は、3日から23日まで咳続き(文化に始まり、勤労感謝に終わる…覚えやすい?)。咳が収まったと思ったら、24、25日は断続的な腹痛に見舞われる始末である。幸い26日がかかりつけの内科での定期診察日だったので、いつもの先生に話を聞く。強いウイルス性の風邪だったのでは?とのこと。恐るべしである。そのウイルスは翌週には去ったようで、12月は今のところ平穏無事。このまま年を越したいものである。


  • 14.オリジナル曲のデジタル化試行

 有楽町のビックカメラにはなかったが、横浜店にはあった。カセットテープをSDやUSBメモリに録音できる小型のラジカセである。(サイズ大きめの多機能タイプは、有楽町店にもある。)

 筆者は1987年春から1991年秋まで、いわゆる多重録音での曲づくりを趣味としていて、カセットテープに録りためた曲が少なくとも80はある。出来はさておき、それらをテープが劣化する前に保存しておきたいという思いが前々からあったのだが、手頃な機器が見つからず棚上げになっていた。その小型ラジカセを買ったのは12月3日。今年もあと何日という中ではあるが、ようやく着手することができたという訳である。(左の写真は、コンポと接続して試した時のセッティング例)

 作った当時は悦に入っていたが、今聞くとデモテープクオリティ。まだ一部しか試していないが、テープが安泰だったのはとにかくよかった。歌入れしていない曲(というか歌詞が未完成)のカラオケver.は、こんな感じである。→♪[demo.MP3(右クリックでダウンロード)

 とにかく少しずつデジタル化を進めようと思う。


  • 13.近所のスーパーでのあれこれ

 地元のスーパーマーケットの一つ、ライフ。日常的にお世話になっているが、2016年は、ライフオリジナルのクレジットカード「LCカード」をつくったり、これまたオリジナルの電子マネー「LaCuCa」を発行してもらったり、これまでにない入れ込み様となった。(上手くのせられている、という見方もある。)

 自ずと利用頻度も増え、それに伴いポイントも着々とたまる。入会特典で得たポイントに、その日常分が加わり、LCカードには結構なポイントが蓄積中。少額の買い物で時々ポイントを使っているが、なかなか減らない。計画的に使っていこうと思う今日この頃である。

 そんな近所のライフで感心するのは、「お客様座談会」なるものをたまーに開くこと。2016年は9月に2日間(各日2回で計4回)行われ、そのうちの1回目(24日午前)に参加すべく申し込む。男性客代表とか云いつつ、僭越ながら参加。消費生活アドバイザー云々というのは、伏せた。

 話し合うテーマは、品切れ感、18時以降の売り場(感想など)、増やしてほしい商品、新商品の展開の4つ。参加申込時点での予定と一部違っていたが、普段感じていることをまとめたものなどを用意して臨んだので、ある程度意見を述べることはできた。強調して伝えた点は、@「赤色〇号」などの石油由来の着色料を使った食材が入った弁当などは買い控えていること、A他店と比較して全般的に割高感があるが、特売だと他店よりも一気に下がるものも多く、逆に買いにくくなっていること(価格変動が少なければ安心)の2点。少しでも反映されていればいいのだが...

 「月末失効ポイント」のところ、「月末執行ポイント」・・・こういった点がまたライフっぽい(^^;


  • 12.日本鉄道構内営業中央会

 朝日新聞デジタルのウェブコンテンツの一つに、旅行情報を扱う「&TRAVEL」というのがある。今は朝日の系列会社で、鉄道関係の仕事に携わっていることから、そのサイトで鉄道ネタを扱うとなれば、お引き受けするのは自然な流れ。「こういうきっぷを使って、こんな旅はいかが?」的な記事を7月から定期的に出させてもらっている。(今のところ、最も出来がいいと思っているのは、この記事

 そうした仕事の取り組みについてだけなら、別に10大・15大ニュース系で紹介するには及ばないのだが、記事中に駅弁の画像を載せる話が出てから、ある筋とご縁ができ、それがちょっとばかり面白い展開になっているので、ここに記すことにした。駅弁と言えば、ズバリ「駅弁のホームページ」。日本鉄道構内営業中央会という社団法人が運営している。事務所が上野にあるので、問合せ方々訪ねたところ、こちらの事務局長さんが筋金入りの鉄道愛好家で、すっかり圧倒されることに。その日を含め、これまで三度お会いしているが、お互い話をし出すと、とにかく時間が足りない。仕事の話ヌキで、しっかり時間をとって、談議したいものだと思っている。(その事務局長さん、特に収集家としては大御所である。[→参考記事


  • 11.「続々 東京百景」

 当モノローグでは、これまで紹介していなかったが、「東京百景」、「続 東京百景」の続編、「続々 東京百景」を2月から始めた。掲載先は、はてなブログ。ブログに綴っていくというスタイルは、前回の「続 東京百景」と同じだが、文章を多少詩的にしたという点と、あくまでその日に撮ったものを数日以内に載せるという点で異なる(前回は、その日のもの以外に、過去の同じ日に撮ったものも載せていた)。

 今のところ、「二十八景」(#028)なので、まだ先は長いが、百景になる頃には、東京モノローグの話数も節目になっているという設定。どうか気長にひとつ。


  • 10.車の運転頻度↑

 柏市に実家があり、そこには乗用車がある。父が運転する用だが、顔を出せば筆者が運転するのが専らで、とにかくその車で柏市内外に出かける機会が増えた。

 出かける先は、国道16号線沿いだったり、北総鉄道沿線だったり。白井市、印西市、八千代市がメインである。それらエリアは、今も(いい意味で)ワイルドな観はあるが、千葉ニュータウン中央駅周辺については、すっかり都市的になっていて、車で廻る分には、都内よりもずっと便利。さまざまな店や商業施設が一定の面的な広がりの中に集積しているので、何かと勝手がいいのである。北総鉄道だと運賃が高いので足が向かないが、車なら楽々。今後も定期的に出かけることになるだろう。

 7/14は、移動中に大雨に降られた。(雨が降る前の記事はこちら

 “実家用車”を使った移動は、千葉だけでなく、横浜、鎌倉方面でも敢行。その帰りには、かつて暮らしていた世田谷区の2か所(等々力と経堂)を経由した。いずれもそれほどのご無沙汰ではなかったが、やはり懐かしかった。


  • 9.昔住んでいた地へ

 等々力と経堂を車で訪ねたのは3月6日。経堂では、幼少期と学生時代とで別の住まい(住所は宮坂と赤堤)で、それぞれ様変わりしていたことは以前訪れた時に承知していたが、等々力の居宅の方はその変化を初めて見て驚愕。周囲は大して変わっていなかった分、余計にインパクトが大きかった。こうなると懐かしさも何もなかったりする。

 等々力時代の住所地はこんな感じに

 経堂第2期(学生時代)の住まいも、かつての面影なし

 第462話の後段では、川越車両センターの一般公開について小枠に記した。実はこの車両センターの近くで暮らしていた時期があり、その居所付近の様子を見に行くのもかねての車両センター探訪だった。田圃がメインという点で、周辺環境に大きな変化はなく、通っていた小学校も基本的な構成はそのまま。いろいろと思い出せてよかった。

 車両基地イベントめぐりの関西編2日目(10月30日)には、京阪電車の樟葉にも立ち寄った。樟葉は、10代の5年間を過ごした地。住まいは、この駅から東に2kmほどの場所にあった。さすがにそこまでは行けなかったが、駅の周りで20分ほど過ごすことができた。あちこちリニューアルしたという話は聞いていたが、ここまで変わったとは!というのが正直なところ。変貌が激しいというのは、良し悪しである。

 川越車両センター付近の様子。かつては車両センターはなく、一面が田圃。川越線は気動車が走っていた。

 樟葉駅前「KUZUHA MALL」。筆者が暮らしていた頃は「くずはモール」だった。


  • 8.「全国鉄道駅名一覧2016」

 鉄道駅のデータベースは、常々アップデートしているが、その一覧を電子書籍化する作業はしばらくお休みしていた。4月1日時点(嵐電の「撮影所前」駅開業)のデータで編集し、4月24日に2016年版をようやく発行。2012年版(同年7月リリース)以来だった。

 2016年版を出した後の変化は、万葉線「射水市新湊庁舎前」が「西新湊」に変わったことと、留萌本線の日本海沿い区間の廃止により、瀬越〜増毛の8駅がなくなったこと。来年3月にも駅の変化はチラホラ予定されている。落ち着いたら、また駅名一覧を出そうと思う。


 

...次回、第464話(後編)へ続く。

  • こちらもどうぞ...⇒ 

 

第462話 綾瀬車両基地(2016.12.1)

 今年は例年になく、「車両基地」にご縁があった、というか、足を運んだ。いわゆる一般公開イベントがそこで開かれるとわかれば、早々に予定に組み込み、天気が良ければ出かけるというのを何度となくやっていたら、結構な数に↓末尾参照)。関西エリアを含め、その数は13。我ながら、よくもまぁ...である。尾久車両センター(11/12)を除く12か所は、いずれも初めて。数をこなすと、それぞれの違い(特色や工夫など)もわかるようになるので、それもまた楽し、となる。

 今回は、直近に出かけた車両基地イベント、東京メトロの「メトロファミリーパーク in AYASE」について。開催日は、11/20(日)。場所は、千代田線の北綾瀬駅から北に進んだ先、綾瀬車両基地である。

 北綾瀬は、1989年2月以来(二度目)。綾瀬車両基地は、もちろん初。招待制のイベントなので、事前に応募して当選しないと入場できない。2015年は残念ながらハズレ。今回はめでたく2人分当たったので、細君と出かけてきた。(聞くところによると、意外と当たらないのだとか。)

 北綾瀬駅に到着。綾瀬〜北綾瀬は「ワンマン」運転。

リストバンド2人分

 北綾瀬駅を出て10分弱。東京地下鉄株式会社の「綾瀬車両管理所・工場・検査区」(正式名称)に着いた。入場証代わりのリストバンドを付け、晴れて入場。まずは入って右に進み、各社グッズコーナーへ。東京メトロを含む18社局が出店ということで、スケール的には上々だったが、立地に難があった。前日の雨でその一帯がぬかるんでしまったため、ブルーシートを被せた上でというあいにくな形に。足場が悪い中ではあったが、あれこれ見物させてもらい、10分ほど過ごした。

 続いては、工場棟。「ファミリーパーク」と称するイベントにおいて、工場内はその展開に打ってつけのようで、特に子ども向けの設定が盛りだくさん。言うなればアトラクションである。東京メトロが仕掛けるだけあって、そのコンテンツや見せ方がまた秀逸。「ぐるっと車輪くん」なるコーナーは、他社のイベントではまずお目にかからない一件で、感心した。対象は小学生以下。おそらく大人でも楽しめると思う。

「ぐるっと車輪くん」

工場棟での車両の様子

← 工場内での鉄道模型展示。銀座線1000系と万葉線「ドラえもんトラム」の夢の競演も。

 そして、この手の催しのメインとなる車両展示会場へ。目玉は、6000系、16000系、小田急60000形の横並び。こうした構図はイベントならではなので、とにかく撮れるだけ撮る。6000系は、初代が1971年製造開始という古株で、展示された6122編成は、1981年製(4次車)。その隣の16120編成は、やはり16000系の4次車(→参考にあたる編成で、2015年11月に綾瀬に来たそうな。年の差、実に34年である。小田急60000形(MSE)は、2008年3月にデビューしたメトロ直通のロマンスカー。初めて見たのは、その年の8月。表参道駅だった。この青色、今なお鮮烈だ。

6000系、16000系、小田急60000形

1981年生まれの6122編成

 16000系の緑と60000形の青・・・色の競演といった趣

16000系「回送」2編成


 初めて60000形を見たのは千代田線内(@表参道駅)

 こちらは16000系16108編成。2次車にあたる。

 筆者が車両展示に食いついている間、細君はメトロのクレジットカード「To Me CARD」のコーナーであれやこれや。イベント開催記念とやらで、とにかく特典が凄かったのである。手続きを終え、いただくものをいただいた後、二人して車両の撮影に興じていたら、はや1時間以上が経過。そんなこんなで、あとは駆け足状態で、廻れるだけ廻った。イベントエリアの奥の方、「メトロふれあい動物園」や、鉄道部品販売コーナーなどは行かなかったが、十分満喫。それだけ多種多彩、正に「パーク」だったのである。気が付けば滞在時間100分ほど。長居した方だと思う。

「To Me CARD」コーナー

 綾瀬〜北綾瀬で運用中の05系。イベントでは、車両洗浄乗車体験で活躍。

 別の場所では、16000系「急行 代々木公園」行きも

メトロファミリーパーク in AYASE

 また来てもいいと思う車両基地イベントが一つ増えた。今年の車両基地めぐりは、これで締めとするのがよさそうだ。


  • 2016年に出かけた車両基地イベント一覧

  • 5/21(土)秩父鉄道 広瀬川原車両基地「わくわく鉄道フェスタ2016」(→レポート

SLとカラフルな電気機関車など

  • 5/28(土)大宮車両センター「鉄道ふれあいフェア」

 「はやぶさ」ヘッドマークのEF65形など。電気機関車の展示はやはり人気があった。

  • 6/5(日)武蔵丘車両検修場「西武・電車フェスタ2016」(→レポート

 車両の屋根上を見学できるのは、こうしたイベントならでは

  • 10/15(土)川越車両センター 一般公開

 川越線、埼京線、八高線などを走る車両が並び、なかなかの見ごたえ。埼京線205系には、「ありがとう」のヘッドマークが掲出された。(その後、10/27にひっそりと現役を引退)

  • 10/29(土)修学院車庫 第12回「えいでんまつり」(→レポート

  • 10/29(土)吹田総合車両所 一般公開(→レポート

  • 10/29(土)千代田工場「南海電車まつり2016」(→レポート

  • 10/30(日)五位堂検修車庫「きんてつ鉄道まつり2016」(→レポート

 「つどい」、鮮魚列車、電動貨車など、珍しい車両が一堂に。近鉄の車両基地イベントでは最大級につき、見どころは多かった。

  • 10/30(日)高安車庫「きんてつ鉄道まつり2016」(→レポート

 目玉展示の一つ、「青の交響曲」入換車両(高安北車庫限定版)

  • 10/30(日)正雀工場「秋の阪急レールウェイフェスティバル2016」(→レポート

 コンテンツ多数。ただし、お子さん向けがメイン。

  • 11/12(土)尾久車両センター 第16回「ふれあい鉄道フェスティバル」

 車両展示でひときわ注目を集めた583系とジョイフルトレイン「ゆう」

  • 11/13(日)埼玉新都市交通「丸山車両基地まつり」(→レポート

 ニューシャトルの車両が勢ぞろい。左奥の3本は、最新(かつグッドデザイン賞受賞)の2020系。

 

  • こちらもどうぞ...⇒ 車両基地が出てくる話題

第368話 2012年10大ニュース / 第389話 馬込車両基地 / 第407話 東京モノレール / 第445話 大阪&兵庫2days

「続 東京百景」 #012 東西線@深川車両基地

 

第461話 白いものログ(2016.11.16)

 久々の語呂合わせネタ…今回は第461話につき、461=しろい→白いものをお届けする。直近のもの+ここ数年間のストックからピックアップ。じっくりやればおそらくもっと出てくると思われるが、とりあえずということで。

 白いイメージが強いもの(または、その名の通り、見た通りのもの)
 白以外のものもあるが、白がメインのもの
 その他、とにかく「白い」「しろい」もの

 に分けてご紹介する。(シロにちなみ、全46枚)

*キャプションをタラタラ入れるのがいつものパターンだが、今回は基本なし。画集のような感覚でご覧いただければと。


  • 白いイメージが強いもの(または、その名の通り、見た通りのもの)

雲(地上撮影)

雲(機上撮影)

 

雲の上のタオル

一般的なタオル

 

 

ホイップクリーム

 

 

ムース(的なデザート)

スチームミルク入りカフェ

 

 

ホワイトチョコのケーキ

いわゆるライス

 

 

ラッシー

Pepper

 

 

...ペッパーと来れば、塩と砂糖

豆乳製品

 

 

マシュマロ

「ゆきうさぎモナカ」

 

 

「雪塩ちんすこう」...白いものを組み合わせたネーミング

えんがわ

 

 

ふろふき大根

小麦粉(薄力粉)

 

 

美容液など

画材

 

 

ホワイトボード

発泡スチロール

 

 

281系(JR西)

651系(JR東)

 

 

ハリストス正教会(函館)

時計台(札幌)

 

 

シロクマ

シロフクロウ

  • 白以外のものもあるが、白がメインのもの

消しゴム、修正テープなど

バス用品

 

 

ペーパー食器類

リシアンサスの花

  • その他、とにかく「白い」「しろい」もの

ちょっとしたテーブルとイス

売り場の棚...これぞ「空白」

 

 

セブンカフェ(巨大オブジェver.)

ホワイト系イルミネーション

 

 

「白いバウム」&「白い恋人」

ベルギービール「白ラベル」(中央)

 

 

「白バラ牛乳」...牛乳も白バラも白

レンタカー...キズや汚れがわかりやすい白

 

 

「白いパラソル」…わかる人にはすぐわかる

白いというより白くするもの…地元のホワイトニング店、あいにく8月末で閉店に

 

 

近鉄「白子(しろこ)...駅舎も白

北総鉄道「白井(しろい)

・・・

 白いもので忘れちゃいけないのが「白髪」。ここのところ増えてきた観があり、散髪に行けば、その量や印象をスタッフに尋ねたりしている。今のところまだ大丈夫ではあるのだが、白いものを見ていると、何となく気になってくる。不思議なものだ。

  • こちらもどうぞ...⇒ 関連する話題

 

第460話 ご新規飲食店(2016.11.3)

 早いもので、2016年も残り2か月。残り少なくなってきたとは云え、今年一年を振り返るのはまだ尚早か... とりあえず今回は、食欲の秋ということで、「2016 初めて訪れた飲食店」(総合的によかった店@23区内)をご紹介しようと思う。(食通でも何でもないので、あまり参考にならないかも知れないが、「こういう店がある」という程度にご覧いただければということで。)


  • 神保町を中心としたエリアでのランチ

 昨年に続き、2016年も「ランチパスポート」三昧。新たに開拓した店は、今年もそれなりにあった。その中でもよかったのが下記の7店である。

 3か月ごとに更新されるランチパスポート。一度きりの店もあれば、ずっと出続けている店もある。蟻塚は、2015年秋に登場し、メニューを変えつつ、継続中。「選べるラーメン」の時は、スープ、麺の硬さ、トッピングなど、細かく指定でき、サイドメニュー(餃子、唐揚げなど)も選べ、なかなかのもの。ラーメンの方は、これまで味わったことのないタイプのもので、美味しかった。

 ランチセット(通常830円→パスポートで540円)

 夏場(Vol.6)は「冷やしレモンラーメン」(通常850円)が登場。これも新感覚。

 店員は南インド系中心(推定)。接客面で多少難はあるが、お味は上々。カレーは2種類選べて、どれをとってもハズレなし。まろやかでヘルシー、そんな印象だ。

 写真はいずれも「レギュラーミールス」(890円→540円)

*ランチパスポートVol.6(7〜10月)では、540円メニューから撤退(1,080円コーナーにシフト)してしまったため、ここのところご無沙汰中。


  • ガチマヤ

 神保町では少数派の沖縄料理店の一つ。ランチパスポートでは、沖縄そば(790円→540円)がいただける。シンプルだが、逸品。分厚いラフテーがまた美味。(夜も全面禁煙というのがまた素晴らしい)

沖縄そば

ラップサンド&スープ(ライトセット)

  • ADONYS

 レバノンのファストフード店。明治大学(2つのタワー)の向かいにあるので、職場からは少々歩くが、使える時はとにかく出向き、セットメニュー(800円→540円)をいただいた。メインのラップサンド(ひよこ豆のコロッケをラップ)は、スパイシーだが、具だくさんで不思議と飽きの来ない一品。ペースト状のスープもまた独特な風味で、クセになる感覚。また行ってみようと思っていたら、現在改装中(または移店?)。ランチパスポートでの復活が待たれるとおころだが、果たして...


 ふすまパンに「ローストホース」(=馬肉)をふんだんに詰め、聞き慣れない名前の野菜などを見栄え良く添えていく。そんな「ボリュームサンド」は、1,000円のところ540円に。おトク度もまたボリュー感あり。

  • 武膳

 ランチパスポートでよく出てくるのは、担々うどん。辛いもの苦手の筆者は敬遠していたが、Vol.5の時は、「明太子クリームうどん」になったので、喜んで食べに行った。うどんというよりはパスタ感覚で、納得の一品。通常価格900円が540円でいただけるというのもありがたかった。

明太子クリームうどん

カレー1種類のセット

 カレー1種類(6種類から選択)、ミニサラダ、ナンまたはライスというベーシックなセット(850円→540円)ながら、これがなかなかの品。カレーの街・神保町の層の厚さを改めて感じた。


・・・

 ランチパスポート、Vol.7にはなかなか手が出ずにいたが、やはり買うことにした。新たに登場した店は今回もいくつかあるが、今のところそのご新規店で「これは!」というのはない。

 ボチボチ開拓して行こうと思う。

 ランチパスポート以外で、今年初めて行った中で最上位の店。職場の会社社長との会食でご馳走になった。どのネタも美味しく、上物の寿司とはこういうもの、というのを実感した。

 

 


  • モーニングメニュー

 東京駅の八重洲側、丸の内側、それぞれでイイ店を見つけ、優雅な朝食をいただいた。筆者地元や、職場近在でもこういう店があればいいのだが...

ANCLAR

「モーニングプレート」(500円)

東京LOBBY

「ライ麦パンのホットドッグ」(セットで780円)

  • 食堂、バル

 地元で新規開拓した中でイチ押しの店。1月3日に来店したほか、エキュート赤羽の5周年キャンペーンでGETしたクーポンを使って、せっせと通った。東京バルでの特典は、ビール、日本酒、ハイボールなどがつくという大盤振る舞い。ここの定食メニューとアルコールとの組み合わせは絶妙で、実にありがたかった。特典がなくとも行こうと思う店の一つである。

ある日はプレミアムモルツと

冷酒は、赤羽の銘酒「丸真正宗」を

  • しんぱち食堂

 所用で田町に行った際、偶然に見つけ、すっかりご贔屓に。お魚の定食が各種いただけるというのがまず秀逸な上、とにかくコスパがいい。田町店は窮屈なのが難点ではあるが、気分的には悠々。神田西口にもできたので、いずれ寄ってみようと思っている。

 銀鮭の塩焼き定食。650円也。

  • おまけ:学食、社食

 イベントなどで開放される機会がないと入れないものもある。東大の安田講堂前の広場下にある「本郷中央食堂」は、普段から入れる食堂ではあるが、やはり構内で催事があれば、という感じ。東京駅北口付近の高架下にある同駅の社員食堂は、年に一度の「東京鉄道祭」の際に一般開放(→PDFされ、そのレア度ゆえか毎回大人気。今年初めて利用させてもらった。共立女子大の本館食堂は、「共立祭2016」でキャンパスが公開された際に利用。女子大の食堂だけあって、お上品な感じで佳かった。

 東大生協「キャンパス定食」(500円)

 東京駅の社食は、駅弁で実績ある「日本エンタープライズ」が運営。「みそかつ定食」(600円)、美味だった。

 共立女子大「ロースとんかつハニーマスタードソース」(480円)

創立130周年&「共立祭2016」

 

  • こちらもどうぞ...⇒ 関連する話題

第364話 神保町カレー / 第402話 展望食堂(またはレストラン) / 第428話 ランチパスポートの日々

 

 

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