随筆「東京モノローグ2014」(5−6月期)
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公式スポンサーによる店内応援POPの例 第403話 公式スポンサー

東京交通会館の最上階、「銀座スカイラウンジ」からの眺め(有楽町駅南側) 第402話 展望食堂(またはレストラン)

4/28(月)は休暇をとり、レンタサイクルで皇居外周など。九段坂の並木など、都心の新緑を堪能。 第401話 4・3・4・3〜黄金週間2014

東京モノローグ ウィキペディア 第400話 東京モノローグ ウィキペディア

第403話 公式スポンサー(2014.6.15)

 2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会(2014 FIFA World Cup Brazil™)が始まった。ワールドカップやオリンピックなど、ことこの手の大会がある年は、始まる前からスポンサー企業の動きがあれこれ出てきて気ぜわしくなり、実際に開幕すると店頭をはじめ、宣伝・広告の類が増えて大騒ぎ。それも大々的に出てくるのは米国系の二大企業で、「あぁ、またか」となる。他のファストフードや清涼飲料メーカーが出てくることはまずない。FIFAの公式スポンサーなので当たり前ではあるのだが、ここまで来ると既得権の領域。消費者側には何ら選択権がないのがこの世界である。

 FIFA公式が駄目なら、「JAPAN NATIONAL TEAM PARTNERS」はどうか。オフィシャルスポンサーはKIRINで、オフィシャルサプライヤーはadidasである。KIRINはやはり目に付くものはあるが、サッカーのスポンサーと言えばKIRINというのはあるので、むしろ出ない方が違和感がある。気になるのは、広告のバックで流れるワールドミュージック調(アフリカ風)の曲。「サムライブルー」な曲とは何かと問われると窮してしまうが、少なくともブルーな感じはしない。もっと精悍で清涼感ある曲にできなかったのか、とは思う。

 某スーパーでは、KIRINのコーナーが大きく確保されていて、すっかりワールドカップモード。付属のモニターからはその曲と応援映像が流れ、気分が高まる仕掛けになっているが、筆者はあまり気が乗らない。曲のせいなのか、その演出の過剰感のせいなのか、今は何とも。グループリーグを勝ち抜けば、また見方も変わるだろうとは思う。

 SAM URAI B LUE

 充実のKIRINコーナー

 PARTNERS企業は、オフィシャル2社の他に「Supporting Companies」というのがあって、8社が名を連ねている。出勤途中など、どれほど目に付くものか何となく調べてはみたが、利用機会が多いファミリーマートを除いては、特に目立つものはなかった。みずほフィナンシャルグループは、地元のみずほ銀行店頭でこの程度。セゾンカードは、西友に寄った時に気が付かないくらいだから、大して打ち出していないのだと思う。サポートはしても、概ね控えめなのが、Supporting Companiesのグループ。米国系が騒々しく見えてしまうのは、その2社がやはり突出しているからだろう。

 首都圏のファミマでは、店員のユニフォームが3/5にワールドカップ仕様に(→参考)。この応援キャンペーンは、5/27にスタート。

 店内では「勝利をよろこんぶおむすび」などゲン担ぎ商品がチラホラ

 みずほ銀行の応援広告は、表通りではなく、路地に面した場所にあった

 もともと利用が少ない2社ではあるが、少なくとも大会が終わるまでは、控えたいところ。それは一消費者としての意思表示である。2020年の東京オリンピックでもおそらく(当たり前のように)公式スポンサーとして出てくるだろう。もし、開催都市の住民、即ち都民にその辺りの選択権があるのであれば、今のうちから考えておきたいし、考えのもとに利用したり、しなかったり、というのがあってもいいと思う。

 ドイツバーガー(ポークシュニッツェル)は好評なようで...

 毎度のことだが、なかなかのラインアップ(ちとやり過ぎな観も)

 車内ディスプレイもこの通り


 ← こうした大型ディスプレイもこの時期ならでは。(「夢を力に2014〜日本最大級のシティドレッシング」の一環。御茶ノ水駅ホームから撮影。)

  • こちらもどうぞ...⇒ ワールドカップ関係

第115話 1200駅!〜「サポーターズ・パス」のサポートツアー

 

第402話 展望食堂(またはレストラン)(2014.6.1)

 見晴らしのいい場所に行くことはあっても、そこで食事もとなると案外機会が限られるもので、思い返してみたところで大して出てこない。機会に恵まれていたのは、幼少の頃である。新宿の某デパートの上階レストランなどで、下を見ながら喜々としていたのを思い出す。基本はお子様ランチだったにしても、今にして思えば贅沢な話である。

 そんな訳で、今回は吹聴して書くほどのネタでも何でもないのだが、職場近辺、つまり神保町を中心とした何箇所かで展望が楽しめる食事処があって、そこで撮った写真がストックできてきたこと、あとは、ごく最近「ザ・展望レストラン」と言っていい場所に行く機会があったこと、その2つを以って、軽くまとめてみることにした。

 一般客にどれだけ開放されているのかが不確かな面はあるが、とりあえず駿河台のM大については、すんなり入れるのでまず問題なし。九段のN大については、一般客歓迎の旨出ているので、こちらもまず大丈夫。職場に最も近いS大については、入れなくはないが、初めて行く時は少々躊躇する可能性あり、といった具合。いずれも、大学構内の高い建物のそれなりの高さに位置する食堂である。学食と言ってしまえばそれまでだが、N大のそれは間違いなく展望レストランの域で、学食と呼ぶのは憚られる。昼休みがたっぷりあれば、マメに行きたい場所の一つである。その名は、「Café sora」。

「Café sora」からの眺め(手前の武道館→その後ろの千代田区役所→その奥のスカイツリーなど) クオリティが高いとなれば、お値段も高め。見合った設定になっているという点で、これ即ちリーズナブルである。逆に、価格面では確かにリーズナブルだが、お味はちょっと、というのがM大。はじめから「軽飲食」と称している分、偽りがなく安心なのがS大である。ただし、S大には、地階にも学食とカフェがあり、「軽」がNGならそこで、というのが可能。地階の方は、クオリティ高め、価格控えめなので、それを同じように上階でもやればよさそうなものだが、その14階の展望食堂は、価格は地階と同等ながらも、あえて「軽」な設定にしている分、空間要素、つまり展望でカバーしている向きがある。それでも、お味はM大よりは上。千代田区役所の食堂と同程度といったところだろうか。

 僭越ながら、500円ラインでの各食堂のお味について、☆を付けさせてもらうなら、

S大カフェ(地階):☆☆☆☆
S大学食(地階):☆☆☆
S大学食(14階):☆☆
千代田区役所食堂(10階):☆☆
M大学食(17階):☆

 といったところか。これに展望要素を加味すると、地階以外は、☆が一つずつ増える格好になる。M大はなお、☆☆である。

 S大14階から、東側(秋葉原・御茶ノ水方面)を望む

 S大14階から、西側(九段・市ヶ谷方面)の眺め

 千代田区役所本庁舎10階食堂からの南側展望。手前の門は「清水門」。門に通じる道を挟んで、左は清水濠、右は牛ヶ淵。奥は永田町方面。

 ある日の区役所食堂メニューと、皇居の緑など

 M大リバティタワー、17階にある「スカイラウンジ暁」にて(東側の眺望)。定食はご覧の通り。

 リバティタワーの別の階からは、こうした眺めが楽しめる。スカイツリーは、17階食堂からも辛うじて見ることができる。

 神保町界隈では、展望ランチをそこそこ楽しんでいる訳だが、時には本格的な店に行ってみたいというのはかねてからあった。と、折りよく、折込のフリーペーパーで、いいランチプランを見つけた。しかも誕生日特典つき。細君のお祝いの席を探していたこともあり、渡りに船である。場所は、東京交通会館の最上階、「銀座スカイラウンジ」。以下、現地の様子を紹介する。

 「東京會舘 銀座スカイラウンジ」は、交通会館15F

 東京駅が望める位置に来たところで、席に着く。ドリンクの注文そっちのけで、まずは撮影。わかりにくいが、E7系新幹線車両が入線してくるのがわかる。(中央の薄緑屋根のホーム左側)

 プランタン銀座とマロニエゲートがよく撮れる位置に回ってきたのは30分後

 有楽町駅の南側が見える位置に来たのはそのまた30分後。新幹線が走る左側の緑色の網がかかっている場所は、今年1/3に火災があったところ。(→参考

 そして、有楽町駅を見下ろす位置に。ビックカメラなどが入る読売会館は地上9階。15階からだと意外と低く見える。

 再び東京駅を撮る。E7系も再登場。

 13時ちょうど発の「特急スーパービュー踊り子7号」と、「のぞみ229号」(N700A)

 銀座一丁目駅3番出入口付近は、アンテナショップがチラホラ。沖縄の「銀座わしたショップ」が出入口の前にあり、その右、道を挟んだ建物の8階には、大分の「坐来」がある。「わした」の左隣にある高知のアンテナショップ「まるごと高知」は、今回この俯瞰で初めて知った。

 スカイラウンジのコンセプトは、「有楽町の空で、逢いましょう」。また来ようと思う。

 1周の所要時間80分というのをしっかり確認し、あとは、せいぜいプラス半周(40分)、つまり2時間もいれば十分のつもりがついつい長居。ありがたいことに、コーヒーがおかわりできてしまったことで、滞在が長引き、その後もラウンジが回るのに任せ、結果的に2周相当(時間にして160分)、くつろがせてもらった。展望レストランというのは、眺めが良いほど、客の滞在時間も長くなるものだと思うのが、席にいながらにして眺望が変わっていく楽しみがそこに加われば、鬼に金棒。早々に店を出る理由はまずなくなるため、今回のように長々と過ごすことになる訳である。

 都内の展望レストランで今のところ最強なのは、スカイツリーにある「Sky Restaurant 634(スカイレストランムサシ)」だろう。ゆっくり動いて360度の眺めを楽しむといった設定はないが、何しろ高さが違う。いま一つピンと来ないが、地上345メートルにあるんだとか。東京タワー333mよりも上なので相当の高さなのはわかるが、現地に行かないことには何とも言えない。いつかは行ってみたいとは思うが、まずは100m、200mと少しずつ高さを慣らしてから、だろうか。

 5/17、台東区のレンタサイクルでスカイツリーへ。開業後もうすぐ2年というタイミングで、初めて真下に来るも、この日は下から見上げるのみ。

 スカイレストランは、ふくらんだ円形の窓側にある。直下から見ると、その高さに呆然となる。


  • その他の展望レストラン

 地元では、「銀座アスター」がイチ押し。高さは9階とそれほどでもないが、とりあえず東の方角(足立区・荒川など)がよく見える。

 ランチの一例。普段は食べるのに夢中で、展望は二の次。

 2013/3/10、この日の東京は「煙霧」に見舞われ、この景色

 今年1/4〜5に、豊橋を拠点に、名古屋鉄道&豊橋鉄道の旅(→参考を敢行。泊まった「豊鉄ターミナルホテル」では、朝食サービスをやっていて、場所は9階のレストランだった。期せずして、豊橋駅周辺や、遠く三河湾などを眺めながらの朝食(軽食)をいただくことができた。

 

 

第401話 4・3・4・3〜黄金週間2014(2014.5.15)

 2014年のゴールデンウィークは、4/28(月)、30(水)、5/1(木)、2(金)をOFFにできれば、4/26〜5/6の11日連休というのができた。さすがにそこまで休む訳には行かないし、長旅などをするプランも特になかったので、カレンダー通りの心算だったが、1つ休みを入れた方が一定のリズムが作れることにある時気付く。カギは、4/28(月)。この日に休みがとれれば、4休→3出→4休→3出といった具合に規則性のある2週間が過ごせるという話である。

 4連休が2回あるというのは、それだけで心理的に余裕ができるもの。もちろん時間的にも余裕があるので、例えば4/26〜4/27と5/3〜4とで、それぞれ1泊2日の旅に出たとしても、その後で2連休が控えているというのは大きい。だからと言って、ゴールデンウィークにわざわざ泊まりがけの旅に出るのもどうかと思うので、あまり行かない場所、この時期だから行ける場所というテーマで、軽く出かける程度にとどめた。前半の4休、後半の4休でそれぞれ1〜2か所行ければ十分。あとはゆっくり過ごすばかりである。

 その前半で、一つの山場になったのはやはり4/28である。単なる平日の休みとは違い、休日と休日の間にある平日という点で、特異かつ貴重。平日でないとできないことが可能+多少の無茶をしても何とかなる、そんな一日。有意義に過ごすことができた。

 大ざっぱな予定では、午前は献血、午後はレンタサイクルで皇居を半周しつつ国会図書館などへ。その帰りは、気の向くまま、足の向くまま、といった具合。いつもの「akiba:F献血ルーム」で400ml(この日は少し届かず約390)の献血を終え、某ファミレスで平日ランチをいただき、初めて使う台東区のレンタサイクルへ。場所は、第394話で紹介した仲御徒町自転車駐車場である。

 献血した後は、安静にするのが筋だが、そこで休んでしまっては休みを取った意味がない(これ即ち「休まない休日」)。適度な運動を兼ね、予定通り、レンタサイクルでサイクリングに出ることにした。台東区のレンタサイクル、朝6時から夜8時までやっていて、1日300円! この日は4時間コースで十分だったので、200円で済んだ。実にありがたい公共サービスである。(→参考

 13時に出発し、まずは昭和通りを南下。御徒町、岩本町、馬喰町とオフィスが軒を連ねる場所柄か、男女問わず自転車で移動する会社員風の人が少なくなく、押され気味。加えて、とにかく信号が多く、何かと引っかかる。出だしは決して順調とは言えなかった。

 20分後、神田駅の北口に通じる道に出たところで、昭和通りから離脱。JR線を過ぎた先、おそらく自転車で通るのは初となる内神田中央通りを南進し、行き着いたのが「竜閑橋」の三差路である。この名称、お目にかかるのはこれが初めて。そうなると、止まって撮ってとなるので、余計に時間がかかる。とりあえず皇居方面に出るため、ここを西へ進み、鎌倉橋に出ると、これまた初めて見るスポットに出くわす。「大手町川端緑道」である。あいにく緑道は自転車乗り入れ不可なので、道の先を眺めるばかり。それでも数分はそこに居たため、さらに時間が経過。皇居の濠が見える場所に辿り着いたのは、ようやく13時半を回った頃だった。

 神田駅北口に通じる一方通行路。奥に見える高架は、最上段が東北縦貫線、その下が新幹線。

 大手町川端緑道案内図@鎌倉橋

 内堀通りに来れば、あとは道沿いに走るばかり。皇居ランナーの向きとは逆になるが、道は広いし、信号もないしで、とにかく走る・・・の筈だったが、皇居周辺はどこも緑が綺麗なため、そうは行かない。止まって&撮ってである。

 出発地から国会図書館まで約6km。寄り道しなければ、自転車ならおそらく30分の距離だろう。この時は結局、50分かかった。(献血後ということを考えれば、これくらいのスローペースが望ましい?)

国立国会図書館(本館) 国立国会図書館、来館したのは今回で2度目。前回は1989年の8/11なので、実に25年ぶりということになる。当時は割とさらりと手続きできた覚えがあるが、さすがに四半世紀も経っていればあれこれ変わるのは当たり前。予めホームページで手続き等をチェックしてはいたが、実際はなかなか易々とは行かない。「登録利用者カード」の発行というのがまずあって、カードが出てくるまでにだいたい5分。カードをタッチしてゲートを通り、専用端末で資料を検索し、閲覧の申込をすると、書庫からカウンターに届くまでが早くて20分といった感じ。もともと何かを探してじっくり読んで、という話ではなかったので、30分もあれば済むと見込んでいたが、それどころではなかった。

 この日の利用目的はズバリ、自著「駅Q」の確認と、正誤表の貼付のお願いである。長々と所蔵してもらう1冊ゆえ、正すところは正した状態に、という話。出してもらった自著を手に、本館のインフォメーションで相談したところ、収集の部署で対応する旨、返事をいただき、正誤表を預かってもらえた。さすがは国会図書館!そんな瞬間である。時刻は14時50分。着いてから1時間が経っていた。

 国会図書館を後にしたのは15時。一大イベントを終えた後なので気持ち的には悠々、ルート的には下り坂なので足取りは楽々、そんな塩梅だった。千鳥ヶ淵緑道は正に新緑の盛りで、緑色が実に鮮やかに映る。ゆとりあればこその新緑観賞である。

 九段坂の並木も見事なもので、聳え立つ緑といった趣だった。昼休みにフラリと来れる場所ではあるが、こうした構図で眺めることはおそらくないだろう。これぞ自転車の視点である。この後は、職場がある「住友不動産一ツ橋ビル」を経由し、靖国通りをひと駅分(神保町〜小川町)走り、ワテラスへ。その建物前の「WATERRAS広場」では、折りよく某エナジードリンクの試飲イベントをやっていて、しっかりチャージさせてもらった。献血後、サイクリング中、初夏の陽気...打ってつけである。喉も渇いていたので、いい補給ができた。


 九段坂[15:20]


 住友不動産一ツ橋ビル[15:25]


 WATERRAS広場[15:40]


 アーツ千代田3331[16:00]

 昌平橋通りから末広町界隈に入り、16時を挟んで「アーツ千代田3331」で何分間か過ごし、仲御徒町に帰着。4時間には達しなかったが、存分に活用させてもらった。浅草、スカイツリーはもちろん、日本橋、佃、豊洲なども十分レンタサイクル圏内である。今後もぜひ利用しようと思う。

 ゴールデンウィーク前半、他の日については、以下の通り。

  • 4/26(土):赤羽馬鹿祭り、御徒町・上野界隈での新規開店関係など

 「赤羽馬鹿祭り」のステージイベント〜「烈車戦隊トッキュウジャー」ショーの1シーン

 御徒町吉池本店ビルは、4/26がグランドオープン日(同ビル内のユニクロは前日の4/25に先行オープン)

 多慶屋SELECT上野店も、前日の4/25がOPEN初日

 上野の森さくらテラスは、4/26が初日

  • 4/27(日):ランチビュッフェ後、相鉄

 お茶の水ホテルジュラク内「あけびの実」でランチビュッフェ(写真は一例)

 相鉄は、4/27がダイヤ改正初日。この日、相鉄初となる「特急」がデビュー!(この時のレポートは、こちらをご覧ください)

 ちなみに、4/29(火・祝)は、先の第400話関係の仕込みなど。休日はまとまった時間がとれるので、それなりに捗り、予定通りアップすることができた。


 ゴールデンウィーク後半はと言うと、目玉は何と言っても秩父の芝桜。なかなか行けなかった観光スポットだが、今回ようやく行くことができた。

 5/3(土・祝)の日帰り。往路は横瀬まで、復路は西武秩父からという設定で、西武線三昧。5/3、4は、西武新宿〜西武秩父を直通する列車が走るということで、その物珍しさに後押しされて思いついたプランだったが、直通の割には時間がかかるし、朝早くに新宿に出る必要があるしで、見送り。となると、池袋、高田馬場、新宿のいずれかでいいことになるが、たまのことなので新宿からアクセスすることにし、午前中は西新宿にある東京都新宿住宅展示場に足を運んだ。住宅展示場の往復は無料シャトルバス、現地ではワーゲンバスを使った移動カフェの無料サービス、と相変わらずのリーズナブルプランで、まったりと過ごし、西武新宿を正午過ぎに出発。着いた秩父は、見事に夏日の晴天で、暑さピークの中、芝桜を観賞することになった。この日の秩父の最高気温、27〜28℃。芝桜も見物客もバテ気味だったかどうかは定かではない。現地滞在時間は40分ほどだった。

 フレーバーカフェラテをいただく

 西武線を長距離乗る時は、もちろんこの切符で(なぜか自動改札ではじかれてしまったので、スタンプで入鋏)

*往路と横瀬駅などについては、こちらをどうぞ。


 芝桜の丘

 「芝桜の丘」の後は、西武秩父駅まで歩き、番場通りへ。御開帳中の慈眼寺、秩父宮祭当日の秩父神社を巡り、秩父鉄道の御花畑駅(芝桜駅)に立ち寄る。この駅に来たのは、「秩父札所午歳総開帳記念入場券」と「芝桜記念入場券」を買うためで、買った入場券は早速、ホームに入場する際に活用させてもらった。


 慈眼寺


 秩父神社


 2つの記念入場券


 御花畑(芝桜)駅に入場

西武秩父駅(改札前) 気付けば18時をとうに回っていて、西武秩父駅に入ったのは18時20分頃。特急は当然のように満席で、18:33発の各停を待つ人の列ももちろん長蛇。並び具合からして、座って帰るのは困難かと思われたが、奇跡的に席を確保できた。正にキセキ(奇席?)である。

 飯能で乗り換え、準急でひたすら池袋へ。池袋到着は、20時20分過ぎである。5/3は長い一日となった。

・・・

5/6は、区内図書館で自作自演ならぬ、「自作自借」を実行。貸出の際、「本を借りた人=その本の著者」と気付かれることはなかった。 遠足の後の5/4は近場で過ごし、5/5・6は、当初は遠出をする目算もあったが、あいにくの空模様(時に雨)で断念。雑用を中心に適度にゆったり過ごすことにした。暑くはあったが、晴れの5/3に芝桜観光に行っておいてよかったと思う。

 ゴールデンウィークは日取りや天候で、過ごし方が大きく変わるもの。ついあれこれと詰め込みたくなるが、程々に抜けているくらいが丁度いい気がする。そういう意味で、今年の黄金週間は、筆者としては上出来だったと思う。

 皆さんはいかがでしたか?

 

 

第400話 東京モノローグ ウィキペディア(2014.5.1)

 おかげ様で、この度めでたく400話を迎えるに至りました。400にもなれば、また違った形で全体をまとめることもできるのではないかと思いつき、節目の記念を兼ね、百科事典的に「東京モノローグ」を解説してみることにしました。

 あくまで試作レベルですが、その筋のプログラムを入れ、ひとまず開設しました。「東京モノローグ」ウィキペディア(仮称)です。

 今後は、覚え書き代わりに随時更新するほか、特筆すべき話があったり、加筆すべき事柄が見つかったりした場合も都度入れ込んでいく予定です。

 今回のウィキともども、「東京モノローグ」、引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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