随筆「東京モノローグ2014」(3−4月期)
index 次へ 随筆「東京モノローグ2014」(1−2月期)



最近訪れた無料スポットの一つ、「阿久悠記念館」 第399話 第200話〜第299話ふりかえり

忙中閑あり? 3/30は「千代田さくら祭り」・・・マーチエキュートでは「万世橋DECOチョコ」をいただいた。 第398話 雑記三月

「2014年4月1日、消費税率引上げに伴う…」パンフレット3点セット 第397話 二重運賃が始まる

松坂屋上野店(南館)の屋上遊園(2014.3.11で閉園) 第396話 デパート屋上遊園地紀行

第399話 第200話〜第299話ふりかえり(2014.4.16)

 あれよあれよで、300話台もラスト。ということは即ち、100話分のふりかえりの回に当たる。前回は第299話。ふりかえりというよりも書ける範囲でコメントを足して一覧化する形だったが、今回も同じような形式で紹介する。(現時点で特に書くべきものがない場合は空欄になってます。あしからず。)

掲載年月

タイトル

副題・付録

コメント

2006年1月

第200話 2005年20大ニュース(後編)

 

第199話・第200話のセットで2005年のふりかえり

2006年1月

第201話 第1話〜第99話ふりかえり

 

*第100話〜第199話のふりかえりは、第299話

2006年2月

第202話 ICテレホンカードと度数減算カード

NTTの利用機会も減っていく

 ICテレホンカードはなくなった訳だが、通常の磁気テレホンカードと、それに対応する公衆電話はなお健在。さすがに設置台数が減ってきた観はあるが、ある所にはあるのが救い。(写真は、羽田空港国内線到着ロビー途中で見かけた1台)

2006年2月

第203話 グランドステージと東横イン

 

 

2006年3月

第204話 悠々自適のウォームビズ

 

 

2006年3月

第205話 無料スポットと無料サービス(23区内編)

 

 これをまとめた際にまだ訪れていなかった施設のうち、その後行く機会があったのは、明治大学博物館、旧新橋停車場 鉄道歴史展示室、田端文士村記念館、東京都水道歴史館、エース世界のかばん館といった程度。新しくオープンしたものを含め、再度チェックし、行きそびれることがないようにしようと思う。(写真は、明治大学博物館と同じフロアにある「阿久悠記念館」−有料にしてもいいような良質な施設)

2006年4月

第206話 なくなるもの、開かれるもの

交通博物館、東京駅、ゆりかもめ、環八通り etc.

 交通博物館は第385話で取り上げた「mAAch ecute」になり、東京駅は見事復原を果たし、さすがに8年も経てば進展するものだとつくづく思う。今年3月の身の回りの変化については、先の第398話に記した通り。

2006年4月

第207話 自由席・半自由席・指定席

 

 趣は異なるが、通常の指定席料金よりも安い代わりに、とりあえず座席指定は受けず、空いている席があればそこに座ってよく、その席の指定をした客が乗ってきたら譲る、という風変わりなサービスがJR東日本で始まった。3/17からスタートした「スワローサービス」である。その対象列車である特急「スワローあかぎ」は、全席指定扱いなのだが、指定してもいいし、しなくてもいいという点では自由席のようなもの。言うなれば「半指定席」サービスである。時代は変わった?

2006年5月

第208話 変化あっての新宿駅

 

サザンテラス口! 新宿駅の外に出たのは、最近では1/22第394話、2/6(JR東日本本社での「技術開発展示会」)。南口から出て、何に驚いたかと言えば、甲州街道に面する場所にサザンテラス口ができていたことと、その出入口を覆い尽くさんばかりに巨大な構造物が建ち上がっていたことである。何だかんだで常に工事中なのが新宿駅。工事の音が止む日は、いったいいつになるだろう。

2006年5月

第209話 8時30分出発、18時30分帰宅

 

 2012/1/25から、朝日インタラクティブ株式会社に勤務中。勤務時間は基本10時〜18時だが、行き・帰りとも何かと寄り道することが多いため、今は概ね8時30分出発、19時30分帰宅である。

2006年6月

第210話 べからず集「傘」

「べからず集」part10

 

2006年6月

第211話 環状第8号線全通

 

環八の上り坂@板橋区若木2丁目 練馬区の豊島園方面に所用で出かける際、地元駅から練馬駅行きの国際興業バスに乗れば一発で行けるようになった。何度かバスに乗れば道や坂の状態もわかるので、試しに自転車で行ってみたのが、2012/9/2のこと。思っていたのと少々勝手が違い、東武東上線と交差する箇所は、自転車の場合、陸橋を使うしかなかったりで労を要した。自転車での環八経由練馬区入りは、今のところこの時限り。

2006年7月

第212話 PC等リサイクル施設の今

 

 Windows XPのサポート終了に伴い、廃棄されるPCが増えているんだとか。各地のリサイクル工場、大変なことになっているものと思われる。(要サポート)

2006年7月

第213話 路上禁煙を考える

 

 今や都区内では当たり前になった路上禁煙だが、平然と吸って歩く"ストリートスモーカー"は後を絶たず、迷惑なことこの上ない。いわゆる「科料」では甘い。迷惑防止条例で取り締まってほしいものだと常々思う。

2006年8月

第214話 家電リサイクル法って?

 

 

2006年8月

第215話 自転車で23区を走る

 

 最近は自転車に乗ることもめっきり減。都区内での自転車遠足に至っては、第362話以来なし。

2006年9月

第216話 ビール缶の彩色

 

 

2006年9月

第217話 あらかわ号乗船レポート〜足立区小台の漂流ゴミ

 

 

2006年10月

第218話 浸水想定深を探る

 

 浸水想定深というのは、あくまで堤防決壊時の話だが、局地的豪雨では想定し得ない浸水が起こるもの。浸水というか冠水の程度が激しかったのは、第344話の「9.大水」の項で書いた2011/8/26の時の雨。2013年は、7/14が特に激しかった。

2006年10月

第219話 散髪 30分間

 

 その後、30分カット店は2009年2月までお世話になり、その後はまた例の10分1000円店に。(途中、シャンプー・ブロー付きで1800円というカットサロンに行ったりもしたが、あまり馴染めず、今は元に戻った感じ)

2006年11月

第220話 回転寿司店頭にて

 

 

2006年11月

第221話 かくして分割定期券に

 

 4月からは定期券もアップ。分割定期券の仕掛けは変わらない筈なので、うまく利用して少しでも定期券代を安くしたいものである。「東京の電車特定区間」では、営業キロ片道26km(例:東京〜北浦和)の場合、3か月の通勤定期は38,890円。これを11km+15km、12km+14km、13km+13km(東京〜赤羽は13.2km)のいずれかで分割すると、18,410円+18,410円=36,820円となり、2,070円おトクになる。

2006年12月

第222話 222よもやま話

 

第333話に続く

2006年12月

第223話 2006年15大ニュース(前編)

 

*2006年のふりかえり

2007年1月

第224話 2006年15大ニュース(後編)

 

2007年1月

第225話 スーパーマーケットにおける「べからず集」

「べからず集」part11

 

2007年2月

第226話 捏造は×、ゲン担ぎは○?

受験生応援駅名

名鉄豊橋駅窓口にて(2014/1/4) 鉄道各社による受験生応援企画は、今となっては当たり前。今年、その手の記念切符で見た現物は、名鉄の「サクラサクきっぷ」が挙げられる。

2007年2月

第227話 節分は楽し

 

湯島天神にて(2013/2/3) 今年の2/3は月曜だったので不参加。昨年、2013/2/3は日曜日だったので、湯島天神の節分祭に悠々参加したが、めぼしい収穫はなかった。

2007年3月

第228話 2月28日レビュー

 

 

2007年3月

第229話 Let's リサーチ 自動販売機

 

 最近見かけた変り種自販機はこれ。ポンジュースでおなじみ「えひめ飲料」の東京営業本部前には、同社製品の専用自販機がある。(自販機ネタは、いずれどこかで)

2007年4月

第230話 続・自動販売機/JR発足20周年(前編)

SuicaとPASMOほか

 

2007年4月

第231話 JR発足20周年(後編)

 

 

2007年5月

第232話 日曜日のアースデイ

 

 アースデイ東京、今なお継続中。今年は4/19・20の開催。(アースデイ当日は4/22)

2007年5月

第233話 附け祭

「大江山凱陣」&「大鯰と要石」

 

2007年6月

第234話 車内で買えない?京急バス一日乗車券

城南島で東京湾の漂着ごみを調べる

 

2007年6月

第235話 古き佳きナチュラルレストラン

 

 

2007年7月

第236話 「アド街ック天国」出没状況考察

番組放映履歴、リニューアル!

第260話に続く

2007年7月

第237話 07年07月07日

川の日の過ごし方(文花、向島、浅草)

 

2007年8月

第238話 駅前といえば銀行?

 

 銀行ネタは近々掲載予定。乞うご期待。

2007年8月

第239話 タクシー地名考(東京駅編)

 

 

2007年9月

第240話 「ついつい」について

「べからず集」番外編

 

2007年9月

第241話 「漂着モノログ」スタート!

回収干潟と台風9号増水

 

2007年10月

第242話 北赤羽≧浮間&桐ヶ丘?

「アド街ック天国」(9/22放映分)レビュー

 この後、番組で「赤羽」が登場するのは、2012/4/14の「赤羽岩淵」。番組レビューは、第351話の通り。

2007年10月

第243話 ドラマティックステーション

 

 東京近郊ではないが、今年に入って新たに乗り降りした駅の中でのイチ押しは、豊橋鉄道の「愛知大学前」。駅の写真は着々とストックしているので、いずれ続編を、と思う。

2007年11月

第244話 祝・中日ドラゴンズ日本一!

 

 

2007年11月

第245話 レジ袋削減協力ポイント

 

第359話に続く

2007年12月

第246話 246号線(青山通り)

(付記)帰宅困難者対応訓練 ドタバタ記録

 

2007年12月

第247話 生態河川は遠く

 

 河川の生態系云々はさておき、とりあえず水辺に親しむための新しい試みとして、「かわてらす」なる飲食スペースが日本橋川(日本橋と江戸橋の間)に設けられたそうな。協力したのは「豊年萬福」。行ってみたい気もするが、川の状態次第か。

2008年1月

第248話 2007年10大ニュース

 

*2007年のふりかえり

2008年1月

第249話 東西新井参り

国際興業バス一日乗車券ツアー記録

 

2008年2月

第250話 紙々の憂い

「カミにまつわるエトセトラ」付き

 

2008年2月

第251話 ポケットティッシュコレクション

 

第324話に続く

2008年3月

第252話 当館職員用プリペイドカード

 

ある日の明治大学リバティタワー1階 記名式のカード類を拾うことはそう珍しいことではない。最近ではPASMO定期券だったり、明治大学の院生さんの学生証だったり。その都度届けに行くが、別段変わったことはない。

2008年3月

第253話 ホスティングサービス雑記

 

 

2008年4月

第254話 丸の内シャトル延伸ルート

「千代田区さくら祭り」って...

「さくら祭り号」@和泉橋船着場前 今年は3/30に出かけ、「神保町古書店街」から「秋葉原和泉橋船着場前」まで(駅で言うと、神保町〜九段下〜竹橋〜神保町〜小川町〜秋葉原の大回り)、丸の内シャトル「さくら祭り号」に乗車。ちょっとした観光バス感覚である。

2008年4月

第255話 べからず集「逆サービス」

「べからず集」part12

 

2008年5月

第256話 昭和63年 其の一

 

 

2008年5月

第257話 外食におけるアップダウン

 

 税率改正に伴い、上がったものが大勢なるも、そのままのものもあれば、一時的に下がったものもあって、実に多様。アップ分の負担感を抑える策としては、ジェフグルメカードなど、外食系の金券をより安く手に入れることだが、そこまでしなくても...という思いもある。

2008年6月

第258話 パソコン持込対応etc.

 

 

2008年6月

第259話 人と里を結ぶ新交通

1400駅乗降達成記念紀行小話

 

2008年7月

第260話 「アド街」放送666回に寄せて

出没状況考察更新

 筆者自前のデータが正しければ、次回4/19放映の「阿佐ヶ谷」で955回目。番組考察ネタ、次にやるとしたら999回目か、1,000回目か...しばらく先になりそうなことは確か。

2008年7月

第261話 試飲の進化形

 

 

2008年8月

第262話 新線の延伸(F線レポート 前編)

 

東京メトロ上野駅(銀座線改札前)にあるディスプレイで、たまたま見かけた「立体交差化」イメージ映像 2013/3/16、東急東横線渋谷駅が地下に移り、副都心線と直通するようになり、一つの区切り・・・と思いきや、副都心線の工事はまだまだ続行中。小竹向原〜千川間で、西武池袋線〜副都心線間の直通列車と、東武東上線〜有楽町線間の直通列車とが平面交差しなくても済むよう、連絡線を新たに造っている。正確には、「小竹向原駅〜千川駅間(有楽町線)連絡線設置工事」と言う。

2008年8月

第263話 新線の延伸(F線レポート 後編)

 

2008年9月

第264話 昭和63年 其の二

 

 

2008年9月

第265話 渋谷ハンズ30周年

 

 東急ハンズ渋谷店には、昨年5月に行ったきり...第377話参照)

2008年10月

第266話 「Expressions」

 

 

2008年10月

第267話 水と公園と海と

9月28日→10月4日 出来事記録

 

2008年11月

第268話 いたばし買出し添乗記

 

 この時にご案内した板橋区立エコポリスセンター地階にあった「リサイクルサロンまえの」。団体客に懲りたか、すでになくなって久しい。

2008年11月

第269話 メトロとエレベーター

 

 

2008年12月

第270話 都市生活者としての品格私案

「べからず集」番外編U

 

2008年12月

第271話 エコプロ初! 中国語&韓国語サポート

 

 「エコプロダクツ」展での海外インフォメーションは、2008〜2010年の3回関わらせてもらった。来場者数は今のところ、2010年の18.3万人がピーク。残念ながら、年々下がり続けている。

2009年1月

第272話 2008年10大ニュース

 

*2008年のふりかえり

2009年1月

第273話 「漂着モノログ」あとがきに代えて

 

 

2009年2月

第274話 中華まん2009

 

 

2009年2月

第275話 平成元年 其の一

 

 

2009年3月

第276話 「続 東京百景」予告

ひとまず二十景

第300話に続く

2009年3月

第277話 テレビコマーシャルの変

 

 

2009年4月

第278話 花冷えの十日間

年度末の「あれれ」

 

2009年4月

第279話 看板類の誤記・誤用・錯雑など(2009version)

 

 この関係のネタは、日常的にいくらでも出てくる。今年中にまた出せれば出したいと思う。

2009年5月

第280話 中央線とスタンプラリー

 

「駅名しりとりラリー」実践例 JR東日本のスタンプラリーは、2012年に「駅名漢字ラリー」、2014年は「駅名しりとりラリー」などがあり、せっせと押しに行っては応募しているのだが、なかなか当たらず。(「中央線開業120周年記念スタンプラリー」で電車Tシャツが当たって以降、当選なし)

2009年5月

第281話 ランチビュッフェ

 

便乗値上げの観もなくはない・・・(正しくは)「大地の恵」にて 第320話の11.では、2010年のふりかえりの中でビュッフェ等について記した。近年は、利用する店が固定してきた感じで、ランチビュッフェについては、「あけびの実」(御茶ノ水)と「大地の恵」(赤羽)が軸。当然のことながら、4月から価格はアップするも、それでも価格相応だと思う。

2009年6月

第282話 エコポイント小論

5/14→15価格調査など

 

2009年6月

第283話 平成元年 其の二

 

 

2009年7月

第284話 もったいなくない傘のあり方とは

 

 

2009年7月

第285話 客商売における「べからず」五選

「べからず集」part13

 

2009年8月

第286話 七月の空を仰ぐ

日食と虹と

 

2009年8月

第287話 緑被な建造物

 

 

2009年9月

第288話 クールなCOOL BIZトレイン

 

 山手線に限れば、「トレインネット」なるスマホ向けサービスで、車両ごとの温度がわかるようになっている。温度計を持ち込んで計測する必要がないのはいいとして、図らずもその温度設定が適切かどうかが一目でわかってしまうというのは、JR東日本としては果たしてどうなのか。省エネ意識を高める上でもいいサービスだとは思うが、温度設定をめぐってあれこれ出てくる可能性はある。画面見本は、外気温22℃に対し、車内は17〜20℃などとなっていて、あまりクールな感じがしないのが惜しい限り。(→参考

2009年9月

第289話 京成線1988〜2009

 

 直近で京成線に乗ったのは、2013/9/21。北総鉄道の一日乗車券の旅の際、京成「成田スカイアクセス線」に乗り、京成・北総の共用駅「印旛日本医大」へ。これで京成線の未乗降駅は残り6駅になったが、以後進捗なし。今年中に達成したいものだが、果たして?

2009年10月

第290話 東京ベイエリア petit エコツアー

若洲、高洲、検見川デニーズ...

 この次に使ったレンタカーは、電気自動車。その顛末は第346話の通り。

2009年10月

第291話 平成元年 其の三

 

 

2009年11月

第292話 アンテナショップの利用法

全国デパ地下イチ押しグルメ&中央区内アンテナショップスタンプラリー

第335話に続く

2009年11月

第293話 マイカップ&マイボトル

 

 マイカップというか、マイタンブラー(スタバ専用)は、時々使っている。年数が経っている分、バリスタ(=店員)の方が「あっ」となることもいよいよ顕著になり、客としてはそれがまず楽しみになっていたりする。(左:2001年3月に買った「ショートタンブラー」|右:ショートサイズの通常のカップ)

2009年12月

第294話 自作コンテンツの経過など

 

第313話などに続く

2009年12月

第295話 11年目のエコプロダクツ

 

 

2010年1月 

第296話 2009年10ニュース

 

*2009年のふりかえり

2010年1月

第297話 多摩モノレール&1500駅

 

 この時に撮った写真を某番組制作会社の担当者が見つけ、連絡を受けたことがあった。多摩モノレールの車窓から富士山が見える云々がテーマで、砂川七番駅での一枚をもとに、フリップ等で紹介したいとの話だった。結局、番組サイドで独自に撮影に行ったようで、筆者の写真やクレジットが出ることはなかったが、とりあえずネット上にいろいろ出していると、思いがけないコンタクトが来て愉快なものである。

2010年2月

第298話 春日通りを往く(佐竹商店街〜炭団坂)

 

 出歩くことは多々あっても、このように「○○通り」という形での沿道特集はなかなか書く機会がないもの。未探訪エリアの取材を兼ね、5月・6月あたりに一つ載せようと思う。

2010年2月

第299話 第100話〜第199話ふりかえり

 

 

 

  • こちらもどうぞ...⇒ ふりかえりシリーズ

第201話 第1話〜第99話ふりかえり / 第299話 第100話〜第199話ふりかえり

 

第398話 雑記三月(2014.4.2)

 3月というのは毎年あわただしいものだが、鉄道各社のダイヤ改正を仕事上追うようになってからは拍車がかかり、今年はそれに4月の税率改正が絡んでパワーアップ。日常において、さまざまな変化が1つの月に集中するというのは、これまでもなかった訳ではないが、近年にない展開だったのは確かである。こうなると書き物も何もないのだが、多用な折ほどあれこれと撮りためているもので、それを紹介しない手はない、ということになる。今回は、そんな2014年3月の雑録雑記。四部構成で振り返ることにする。


1.終わりと始まり

 年度末となれば、終わるもの、閉じるものがいろいろ出てくるのは至極当然。逆に、4月を待たずして新たに出てくるものも多々ある。終わりがあれば始まりがある、それが顕著なのが3月と言えるかも知れない。

 第385話の行末に載せた赤羽のアルカード生活提案館では、一部の店舗が3月末で終了。高架下にある商業施設なので、JRが何らかの工事をするとなれば、休業するか退去するしかなくなる。今回の工事は「耐震化工事」(主に新幹線部分)。

 地元が誇る「東京北社会保険病院」は3/10に改名し、「東京北医療センター」に。これもある意味、終わりと始まり。バスの停留所表記、行先表示を含め、あらゆる場面で名称がきっちり変更されていたのには感心した。

 JR秋葉原駅構内に思いがけずオープンした「のもの」。2階の「のものKitchen」では、オープン記念で一部メニューが100円引きに。OPEN3日目の3/9に行き、「信州ジビエカレー」をいただいた。美味だった。

 かの「グッドモーニングカフェ」が神田錦町(≒神保町)に出店。開店初日(3/10)にランチをいただく。日替りランチ「鶏もも肉のプランチャー新タマネギのラビゴットソース」は、筆者的には濃い口だったが、味はさすが上々。
 職場からは歩いて10分ほどなので、それほどゆっくりできる訳ではないが、時には利用したいと思う。

 COREDO室町2、COREDO室町3は、OPEN2日前の3/18に地下入口付近を通っただけ。この手の商業施設は、行けそうで行けない。

 ダイヤ改正における「行く車両、来る車両」は、終わり〜始まりの典型。以下は、改正日前後(3月14日〜15日)を中心に撮ったもの。

「あけぼの」「スーパーこまち」のまとめ

 寝台特急「あけぼの」上り最終定期列車(3/14、青森18:23発)。朝日を浴びて走る姿は感動的だった。

 最終「あけぼの」を見送った朝。お次は「あ」つながりで「あさま」。3/15から、長野新幹線に「E7系」がデビュー! 写真は上り一番列車「あさま504号」。

 北区の隠れた鉄道名所、通称「北王子支線」。非電化の貨物線ということで、都区内において貴重な存在だったが、3/14を以って貨物列車の運行は終了。7月には廃線になる。(→PDF

 新しい平日通勤用特急、その名称は何でしょう?(答えは右写真の通り)

(→詳細

 なお、第396話「デパート屋上遊園地紀行」で紹介した蒲田東急プラザは3月2日、松坂屋上野店南館は3月11日がそれぞれ最終日だった。

 神保町交差点の一角にあるキムラヤセレクトも3/31までだった


2.税率改正前特需(飲食、買い物関係)

 駆け込みで何かを買うのは控えめにしようと心がけていたが、街に出ればついついあれもこれもとなるのは、小市民の業とでも云おうか。平年であれば手が出ることのない物品を機会あるごとに物色する日々が続き、比較検討にかけた時間は見当つかず。ミネラルウォーター、トイレットペーパー、ティッシュペーパーについては、所定の価格の品を見つければ即買い!で済むが、カーテン、寝具、温水洗浄便座、空気清浄機、さらにはノートPCだ何だとなればそう易々と事は運ばない。結局、3月のうちに何とか購入(または手配)できたものは、カーテンと敷き布団のみ。実に空回りな3月だった訳だが、家電量販店で買える品については、4月に入ってからの方がむしろ下がる?という楽観もなくはない。税率改正や各店の特売攻勢に翻弄されたような、そうでないような状況である。

 大手メーカーの空気清浄機はいま一つピンと来なかったので、今の狙い目はこの機種。3月までは税込19,800円だったが、果たしてどうなっただろう?

 日用品の購入例。それぞれを手に持つと、ちょっとした労を要するが、旅行カバンなぞに入れれば楽々。(非推奨)

 今更ながら、消費税率5%表示の終わり&8%表示の始まり、という観点で撮るべきものが沢山あったことに気付いた。4月1日は、両方の表示が混在するケースも見られ、大いに戸惑った。レジも心なしか混乱しているようだった。

 「値札なし」「税抜表示」「税込+税抜併記」の3通りという複雑な事例も(元来、ワンコインが売りだった業態なのに...)

 税率改正で価格が変わるのは、物品ばかりではない。飲食店、各種サービスも然りである。飲食関係は、年度の数字を少しでも良くするためか、やたらクーポンの類が活発で、筆者も釣られてそれらのお世話になること数知れず。客がおトクに感じる度合いが高いほど、店にとってはダメージが大きくなる気もするが、とりあえずWIN-WINなのだろう。とにかくありがたく使わせてもらった。

 ローソン各店のLoppiで「お試し引換券」を発券すること4回。3月はかつてない頻度だった。

 サブウェイの日(3/27・28)も勿論恩恵に与ったが、他にもクーポンを使うこと三度。例年になく、サブウェイ月間になった。

 左:Loppiお試し品の「ダブルベリー&チーズ」|右:100円飲食券を使って買ったドトールの「アイスカフェ・モカ」。この組み合わせだと、かなり甘々。

 吉野家では「コモサラ」(小盛牛丼+サラダ)をいただく。3月は、すき家、なか卯でもクーポンを利用させてもらった。

 税率改正とは関係なく、たまには「黒松」を、ということで東十条の草月へ。1個105円だった黒松だが、はてさて今は?

 3/21発売の「EACH TIME 30th Anniversary Edition」(初回仕様限定盤)。3/22にあわてて買いに行き、何とか入手できた。これもある意味、駆け込み購入。


3.各種手配

千代田図書館にて 価格が変わる前に手配できることの一つに旅行がある。JR江差線の一部区間(木古内〜江差)が5月に廃線になってしまうので、その前に何とか乗っておきたいということで、函館往復(空路)の個人ツアーをあわてて申し込んだのが3月10日。4月5日〜6日(1泊2日)で押さえることができたが、あくまで函館と江差線がメイン。東北新幹線、五能線、寝台列車などを組み込んでの鉄道旅行も考えていたが、到底叶わなかった。3月上旬は、その辺のプランニングでも結構な時間を使ったように思う。

 3月のうちに日帰りで鉄道旅行!というのも敢行した。一人旅としては3月8日の京急「三浦半島1DAYきっぷ」の旅(#2847#2856)、細君同伴では3月21日の房総方面18きっぷの旅 (#2857#2861)が挙げられる。18きっぷを買う→売るといった手数があったりするので、旅の前・後にも時間はかかるもの。よりお安いうちに出かける、というのは程々にすべきと今は思う。

 終点の三崎口駅で、赤と青の横並びに遭遇(3/8)

 3/21、18きっぷ旅のラストは、南船橋。この日は旅に出たというよりは、IKEA船橋に行くついでに旅をした感じだった。(買い物 > 旅)


4.イベント、日帰り旅行など

 イベント関係に出向くと否応なく時が経ってしまうので、出かけないくらいが丁度いいのが3月なのだが、なかなかそういう訳には行かない。以下はその主だった分である。

 ホテルグランドパレスでは、3/7に「ホテ市」が開かれた。職場からフラリと行けるのはいいのだが、会場がホテルの割には、出し物がそれほど秀逸でないのが難点。

 京急日帰り旅のきっかけは、三浦海岸駅前などで開かれた「三浦海岸桜まつり」(2/15〜3/16)。満開の河津桜、今見ても実に見事である。

 3/28、定時に退社し、明治大学中央図書館へ。「疎開した四十万冊の図書」は、書物や図書館のありがたみがわかる良質なドキュメンタリー映画だと思う。(→参考

 毎年恒例「千代田さくら祭り」は、3/29・30がメイン開催日。あいにくの雨だったが、3/30に出かけ、いただけるものはいただいて帰ってきた。肝心の桜は、この日は拝めなかった。

 桜の開花が進むと、さらにイベントが加わってしまうのがまた悩ましい。今年はよりによって、3月31日にほぼ満開という都心部の桜。職場近くに桜の名所があるのは、何につけ幸いなことである。昼休みにフラリと九段坂、田安門などで花見ができるので、まずは十分(左は4/1に撮った一枚)。帰りに千鳥ヶ淵に寄ったり、通勤経路上(上野、王子など)の夜桜を観たりという満喫プランは、本件、第398話がアップできてからである。(という訳で、4/3の夜に行ってきます。)

  • こちらもどうぞ...⇒ 

 

第397話 二重運賃が始まる(2014.3.16)

 「東京モノローグ」を始めてかれこれ16年半。消費税が3%から5%に引き上げられてからの年数は、来月4月でまる17年。つまり、第1話から今回の第397話の間において、消費税はずっと5%のままだった訳である。考えようによっては、快挙と言えるかも知れない。

 税率が上がる云々という話は、初めて扱うことになるが、あれこれ変化が生じるのは百も承知なので、身近なところでインパクトがある件を一つ掘り下げてみようと思う。筆者としてはここはやはり鉄道運賃。昨年10月に国交相が「1円単位運賃」を認める話が出て以降、各社で動きが出始め、JR6社については、12/12に「消費税率引上げに伴う運賃・料金改定」に関するリリースを一斉に出し、一大局面に。同日、関西の大手私鉄もリリースを発表し、遅れて関東大手、中小私鉄などが追随。年が明けてからも日々リリースは続き、かつてない展開になっている。17年前はウェブサイトを持たない鉄道会社も多かった筈なので、今回のように同一テーマ(見出しもほぼ同じ)の情報が鉄道会社の各サイトに一斉に掲載されるのは初めての現象と言っていいだろう。鉄道史的にも一大事なのだ。

 これで各社とも同じような対応であれば、そのインパクトはコンパクト?!な感じになったと思われるが、如何せん1円運賃である。JRでは足並み揃わず、東日本では「二重運賃」が生じる。「IC運賃」と「きっぷ・定期券の運賃」の2パターンだが、まぁとにかくややこしい。という訳で、来る4月1日に備え、自分なりにまとめてみることにした。

 JR東日本からのお知らせ・・・二つの運賃編

 左から「運賃・料金改定のご案内」「おトクなきっぷ発売価格改定のご案内」「JR東日本からのお知らせ」。この3つは、鉄道利用者向けのマニュアルのようなもの。充実しているが、読みこなすのは大変。(→案内サイト


  • JR東日本

JR東日本からのお知らせ・・・IC運賃編 運賃・料金改定は、5%の消費税率が8%に引き上げられるのにあわせて実施。基本は、現行運賃を105で割った後に108をかける方法を基本に算出する。JRの普通旅客運賃は、税抜運賃に1.08をかけ、円単位で四捨五入した10円単位の額に変更するが、JR東日本については、1円単位の運賃がICカード利用時に適用される。国土交通省が方針として認めていたもので、首都圏・新潟・仙台の各Suicaエリアが対象。それらエリアでは4月以降、ICカード、券売機などで買ったきっぷ、どちらを使うかで運賃が変わることになる。

 JR東日本の電車特定区間と山手線内については、きっぷ利用時は四捨五入ではなく切り上げ。その区間内では、きっぷよりもICカードの方が安くなり、新宿〜大宮間はきっぷ470円に対し、ICカードは464円になる。かと思えば、幹線、地方交通線については乗車区間により金額の大小が変わる。新宿〜土呂間はきっぷ580円に対し、ICカードは583円で、ICカードの方が高くなる。

 現行の180円区間については、きっぷが190円、ICカードは185円に。初乗り運賃は、どの区間でも、きっぷは140円になる一方、ICカードは電車特定区間・山手線内が133円、幹線・地方交通線が144円となり、差が生じる。賢く使い分ける必要が出てくる訳だ。(→詳細

 1円単位運賃は、小児用も適用となり、きっぷ利用時は10円未満、ICカード利用時は1円未満がそれぞれ切り捨て。金額の大小は、乗車区間によって大人運賃の場合と逆になる。親子で出かける時は、注意を要する。

 異例とも言える事態には、前例のない対応が必要になる。JR東日本では、異なる運賃を表示するため、きっぷの運賃表にICカード利用時の対応表を用意。電車特定区間内の駅では、200円の隣に194円、840円の隣に842円などを示す「ICカードご利用時の運賃対応表」を掲示する(一部の駅では既に設置済み)。二重運賃が発生する駅ではまず、路線図を兼ねた「近距離きっぷ運賃表」を見上げて、目的駅の表示金額を確認後、その隣にある「対応表」をチェックすることになる。きっぷの方が安ければ券売機できっぷを買い、ICカード運賃の方が安ければSuicaなど、ICカードを手に改札へ。ただし、幹線と地方交通線については、通しで500円以上の区間の場合、中間地点まで乗り、下車して買い直す(またはタッチし直す)方が安くなる場合があるので、時間的余裕があれば試してみるのもいいだろう。(例:幹線片道48kmの駅に行く場合、23km・25kmで分かれる地点に駅があれば、そこで下車。通しのきっぷだと840円のところ、410円+410円=820円になる。)

 運賃表の左に対応表が掲示。見上げる必要がある上、表も読みにくく、親切さに欠ける印象。

 車内の案内ディスプレイでも案内が始まった

 定期券については、磁気式、ICカード式とも、「きっぷ」の扱い。「きっぷ・定期券の運賃」という形でひと括りにし、10円単位で改定する。

 フリーパス、往復きっぷ、往復+フリー、回数券など、いわゆる「おトクなきっぷ」については、軒並み改定(アップ)。時にお世話になる「都区内パス」「休日おでかけパス」については、「3月まで」と「4月から」のチラシが両方手に入る状況になっている。これまた極めて異例だ。

 都区内パスは、大人730円→750円に

 「えきねっと」は、なかなかシビア。税率引上げ前に予約していても、受け取りが4月1日以降だと、引上げ後の料金になってしまう。すでに予約してあるのであれば、受け取りはお早めに。

 休日おでかけパスは、大人2,600円→2,670円に

  • 他のJR(5社)

 東日本以外のJR各社は、ICカード利用時も1円単位での運賃は設定せず、10円単位。首都圏に比べると、ICカードが広く普及していないため、1円単位運賃を見送ったとされる。JR西日本の電車特定区間、大阪環状線内の120円、160円区間、JR西日本とJR東海の幹線、地方交通線の140円区間などは据え置き。その他の区間はいずれも値上げされる。

  • 4月1日に変わること(JR)

・普通旅客運賃以外の運賃、料金については、各社とも円単位で四捨五入し、10円単位で改定する。座席指定料金は、510円から520円に。新幹線や在来線の特急・急行列車などの各種料金も改まる。4月1日からは、旅客営業制度も一部変更し、自由席特急券・普通急行券の「有効期間」が「有効日」に。現在は2日間有効のところ、利用開始日当日の1日のみに変える。

・定期券区間以外の駅から乗る時、券売機に定期券を挿入し、経由駅を選び、定期券区間外のきっぷを予め買っておくと、そのきっぷで入り、定期券で出ることが可能だった。何となく便利なこの仕掛け、なぜか3月31日で終わってしまう。ICカード式の定期券ならチャージしておけば済む話だが、磁気式の場合はそうはいかない。4月1日からは、区間外のきっぷ(=回数券)をチケットショップなどで買っておいて、それで入り、定期券区間内の駅で降りる時は有人改札で、きっぷと定期券を呈示etc.ということになる。

← JR東日本からのお知らせ・・・きっぷのルール変更編(+大都市近郊区間の拡大・新設)(→PDF

↑ Suica利用駅拡大(イメージ図)

・JR東日本は、12路線の33駅でSuicaを利用できるようにするとともに、大都市近郊区間を拡げる。現在のSuicaエリアとの間で利用が多い駅が近郊区間に含まれ、チャージ残額があれば、Suicaで乗降が可能になる。仙台エリアでは、一ノ関、平泉、古川、鳴子温泉、作並、山寺、山形、磐梯熱海、猪苗代、会津若松、喜多方の11駅でSuicaが使えるようになり、あわせて「仙台近郊区間」が新設。仙台と言っても広範で、東北本線の矢吹〜平泉間、岩切〜利府間、奥羽本線の福島〜新庄間、常磐線の原ノ町〜岩沼間、磐越西線の郡山〜喜多方間、磐越東線の船引〜郡山間と、仙山線、左沢線、仙石線、陸羽東線、石巻線の全線が入る。4月1日からは、近郊区間の特例により、区間内を普通乗車券などで利用する場合、最も安い経路での運賃が適用される。つまり、東仙台−(東北本線)−小牛田−(陸羽東線)−新庄−(奥羽本線)−福島−(東北本線)−仙台といった大回り乗車が、190円(きっぷの場合)でできてしまうことになる。仙台エリアの乗り鉄系の方々には朗報と言えるだろう。

 新たにSuicaが使えるようになるのは、首都圏エリアの15駅、新潟エリアの7駅。それらの駅を含む近郊区間の拡張は、東京近郊区間が、中央本線・篠ノ井線の韮崎〜辰野〜塩尻〜松本間(みどり湖駅を含む)、小海線の小淵沢〜野辺山間、水郡線の水戸〜常陸大子間・上菅谷〜常陸太田間、新潟近郊区間が、上越線の小千谷〜宮内間、信越本線の直江津〜長岡間、越後線の柏崎〜吉田間、羽越本線の新発田〜村上間。これにより、新潟近郊区間については大回り乗車ができる範囲が拡がり、東新潟−(白新線)−新発田−(信越本線)−柏崎−(越後線)−新潟が190円のきっぷで可能になる。ICカードでも大回りはできることになっているが、詳細不明。あと、きっぷでできて、ICカードでできない最たるものは、黒磯から猪苗代、水上から小千谷など、エリアをまたがる利用。エリア内で乗り降りを完結させないといけないのが現段階でのICカードの弱点である。引き続きご注意を。


  • 関東の私鉄各社など

京浜急行は、「運賃の認可および改定のお知らせ」を中吊りで掲示 うっかりしていたが、東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・東京メトロ・相鉄の関東大手私鉄9社、新京成電鉄、つくばエクスプレス、北総鉄道、東葉高速鉄道、東京臨海高速鉄道(りんかい線)、伊豆急行、都電荒川線、東京モノレール、千葉都市モノレール、ゆりかもめも4月から二重運賃になる。「きっぷ(10円単位運賃) vs ICカード(1円単位運賃)」を、営業キロが長い東武で見たところ、360円、720円区間のみ同額で、他は全区間(キロ程)でICカードの方が安いことがわかった。概ねICカードに分がありそうだが、伊豆急行については、JR東日本同様、一部で逆転現象が起きる。(→PDF

 利用する機会があれば、事前にしっかり調べておくのがよさそうだ。

 都営三田線の目黒〜白金台〜白金高輪は、東京メトロの改定に従い、4月から二重運賃に(→詳細。その他の都営地下鉄各線区、日暮里・舎人ライナーについては、6月1日から二重になる。(しばらく混乱が続きそうな予感...) 自動改札機はじめ、各種システムがきちんと改修されることを願うばかりだが、当面の間は何につけ記録をつけるなり、券売機などでICカードの履歴を印字してチェックするなり、領収証が出せる場合はとにかく入手するなり、不慮の事態に備えておく必要がありそうだ。


 鉄道に限らず、日常生活に関係する場面での料金変更については、3月のうちに確認しておこうと思う。4月1日=エイプリルフール(笑)では済まないのが、今回の税率改正なのである。

  • こちらもどうぞ...⇒ 消費税関係、その他

第29話 消費税還元 / 第158話 ザ・総額表示 / 第206話 なくなるもの、開かれるもの / 第283話 平成元年 其の二

 

第396話 デパート屋上遊園地紀行(2014.3.1)

 小学校に入る前は、小田急線沿線住まいだったことから、ちょっとしたお出かけとなれば新宿が筆頭だったのは確か。小田急、京王の両百貨店をはじめ、三越、伊勢丹、緑屋などに連れて行ってもらった筈なのだが、どうにも記憶がないのが「屋上遊園」の類である。電車に乗るのが好きだったのは間違いないとして、遊具的な電車(もどき)に乗るのはよしとしなかったのか、屋上遊園お決まりのその手の乗り物に乗った覚えが殆どない。どうせ乗るなら実物がいいとか何とかやっていた可能性は高いが、実際のところはどうだったのだろうとふと思う。

 そんな訳で、大した思い入れがない世界ではあるのだが、都区内デパートなどからその屋上遊園が徐々に姿を消していると知れば、残っているうちに見に行かねば!となるのは道理だろう。遊具は昔と違えども、その空間性(=屋上に各種遊戯施設がある)が今となっては重要。かくして、見納め、撮り納めに走ることになる。

 昨年6月末で閉館となった松坂屋銀座店にも屋上遊園はあった。閉館前に足を運んだ際、これも時代の流れ…と屋上遊園がなくなるのを寂しく思ってみたりはしたが、実はこの時点ですでに他の都区内百貨店の屋上には、こうした遊興空間が数える程しか残っておらず、その一つがなくなるという事の重大性をわかっていなかった。もっとしっかり堪能しておくんだった、と今は思う。

 2013年6月15日(土)昼下がりの屋上遊園。ピカチュウがチラホラ。一般客の姿はなし。

 乗り物は各種あるが、ご利用なし。レールを走る車両はメンテ中だった。

 第161話「デパート屋上お参り紀行」を書くにあたり、訪れた時の銀座松坂屋屋上の様子。10年前、2004年5月の土曜日だったが、この時も閑散としていた。

 銀座の屋上遊園は、店舗ともどもなくなってしまった訳だが、同じような理由で松坂屋上野店の屋上遊園も消えようとしている。(→参考記事 南館にある屋上遊園は、かれこれ57年の歴史があるそうだが、南館が複合ビルに生まれ変わるのに際し、建物ごと消滅。3月11日(火)が最終日になる。ひとまず2月23日(日)、湯島天神の梅まつり(奇しくも第57回)に行きがてら、屋上遊園を訪ねた。

 

 南館エレベーターにて。「屋上遊園」はじめ、このフロア案内が見られるのは3/11まで。

 屋上遊園には晴れた空が似合う

 2/14〜15の大雪を活かしたと思われる不思議な雪像がトーマス号が走る中に鎮座

 定番のアンパンマン、きかんしゃトーマス

 こちらも定番。ドラえもんと「のぞみ」タイプ(300系)新幹線。(300系は銀座松坂屋にあったものと同一?)

 ばいきんまんのカートに乗って現れた謎のヒーロー「そたいくん」。「なえ」「すけあい」「のち」ということなのだが、これを見る限り、いま一つ説得力が...

 それほど広くない=コンパクトなのが好い

 上野松坂屋と言えば「さくらパンダ」。ゲットできるお菓子はあくまで市販品。

 「おもいでノート」…2/23時点で、あと16日

 残る屋上遊園はどこか、というのが気になって調べたところ、百貨店ではないが、蒲田の東急プラザのそれが上野松坂屋よりも早くなくなってしまうことを知り、あわただしくなる。3月2日(日)がラストということで、急遽出向くことにした。雨の予報だったが、この際関係なし。行くなら3月1日、つまり今日である。以下、順不同でご紹介する。

 店内フロアガイド…「R=遊園地」!

 定番、ピカチュウ&ドラえもん

 屋上遊園だけでも希少なのに、その上に観覧車とは!

 ラスト1週間(2/24〜3/2)は無料で乗れるとのことだったが、3/1・2に限り、16時以降という制限つき(無念)

 折りよく(?!)「仮面ライダー鎧武」のショーをやっていて、会場は大賑わい

 仮面ライダーのセリフ、なかなか聞かせるものがあった。子どもたちの応援も熱がこもる。

 ショーの次は握手会。人だかりが続く。

 最終日3/2は、「ウルトラヒーロー写真撮影会&握手会」(餅つき大会も)。仮面ライダーとウルトラマン、今も昔も変わらずである。

 着いたのは11時過ぎ。雨は上がっていたが、乗り物は概ねお休み中

 雨に関係なく遊べるタイプの方も、ショーをやっている間は、利用者少数

 100円で2回というのは果たして大サービスなのかどうなのか...

 「プラザ・ランド」by namco

 これだと何の乗り物だか全くわからなかったが ↓

 「楽しさ発見!プラザランド」。上野松坂屋と比べると、かなり広い。

 あいにくの天気だったが、サーティワンアイスクリーム登場。ショー終了後はそこそこ売れていた。(3/1ではあったが、31の日ではない。)

 何とフォークリフトだった!

 観覧車を含め、プラザランドは3/2まで

 東急プラザの方は3/31まで

 現地で得た情報だが、当・蒲田東急プラザの屋上遊園地は、リニューアルオープン時(今秋?)にはまた開設されるとのこと。遊具や設備はガラッと変わるだろうし、観覧車の方もどうなるかわからないが、そうした名称の空間がまた設けられるというのは、屋上遊園ファンにはこの上ない(屋上だけに?!)朗報だろう。

 3月12日以降、蒲田の屋上遊園地がカムバックするまでの間は、京王百貨店新宿店の屋上「スカイプレイランド」が、都区内においてはその役を一手に負うことになる。京王もいつどうなるかわからないので、日を改めて見物・撮影に行こうと思う。


  • 参考情報

・東武百貨店池袋店には、「スカイデッキ広場」と、わずかばかりのゲームコーナーがある。屋上遊園とまでは言えないのが惜しいところ。

 5年前、2004年2月の様子

・松山市にある「いよてつ島屋」の9階には、「大観覧車くるりん」がある。屋上施設としては日本有数だろう。

 2005年3月、松山へ。子規堂から見た島屋と観覧車。

 「くるりん」から松山市駅前(電停)を見下ろす

・全国の屋上事情をチェックするなら、ここ → 屋上を旅するフリーペーパー「屋上とそらfree

  • こちらもどうぞ...⇒ 屋上ネタいろいろ

第80話 21世紀 初日の出 / 第161話 デパート屋上お参り紀行 / 第275話 平成元年 其の一

 

 

Copyright© 冨田行一<Kouichi Tomita> All Rights Reserved.

ページ先頭に戻る

ご声援用バナー *週に一度のクリック、よろしくお願いします。(^^) バナークリック、毎度ありがとうございます!(市民サイト用)